2007年頃に『ザ・シークレット』『エイブラハム』など
引き寄せ本ブームが起こりましたが、
本書は100年前に既に書かれていた事に驚かされます。
内容としては、他の引き寄せ本と重複しますが、
それは最近の書籍がこれらの古典を元に書かれているという事だと思います。
私は多くの書籍を読んでいるので、ほぼ知っている内容でしたが、
感謝する事の大切さを改めて認識できたので良かったと思いました。

読み始めた時は「？？？難しい本を買ってしまったな」と思いましたが、
時間をかけて読み込んで行くうちに、本書のすばらしさがジワジワと感じることが
出来ます。もう何度読み返したか分からないくらい読み込んでいる１冊です。
富に関するものは最近よく見かけますが、この１冊があれば他に気移りがしないと
断言してもいいくらいオススメです。是非何度もくりかえし読んでください。

富、成功、繁栄、進歩、
これらを確実にす実現する方法。

100年の歳月が過ぎても、新たな輝きを増している。

本書では、豊かになるための「確実な方法」について、
あたかも現代の量子力学レベルで情報を知っているかのように、
やさしく科学的にも説明する。

進歩、繁栄の意識を分かち合っていくことの大切さを伝えながら、
サラリーマン、自営業、医師、教員、聖職、すべての人に、どの立場からもスタートできる、
そんな方法、注意点も含めて、終始やさしい気持ちで簡単な言葉で書かれた本。

人間的な深みをつけていくためにも、とても役に立つ不思議な本です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　医師　　小栗哲久　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　新しいメンタル、ライフワークとして。

「万物を養い育ててくれる神とのつながりを意識した上で、ひたすら自分の願望に焦点を定め続けること。そうすれば幸福で豊かな人生が拓けてくる」。
これが、ジョセフ・マーフィーに代表されるニューソート思想の要諦でありますが、現在邦訳されている類書はけっこうな数にのぼります。

マーフィーの本以外では『引き寄せの法則（アトキンソン）』、『マスターの教え』、『「原因」と「結果」の法則』、『人生の扉をひらく「万能の鍵」』、『ザ・マスター・キー』、『イット・ワークス』などが有名ですね。

そんな中、私はニューソート思想の極めつけの一冊として、本書を推薦したいと思います。
なにせ論旨の明快さと首尾一貫性、方法論的な実効性と遺漏のなさ、どれをとっても一級品のできばえです。前半の「始原物質」のくだりこそやや分かりづらいですが、そこだけは辛抱しましょう。
著者は、「他の本を読むな」、「この本の言うことだけを学びなさい」などと随分大胆なことを述べますが、むべなるかな、確かにそれぐらいパワーのある本だと思います。

なにはさておきとにかく望みを実現させる方法をしりたいなら、類書を100冊乱読するより本書を10回精読しよう。…そう思わせる一冊です。

ただもしネガディブ思考になりやすい方でしたら、フローレンス・スコヴェル・シンの『人生を開く心の法則』も大変素晴らしい本なのでオススメです。こちらはネガディブ思考にはどう対処したらいいのかの考え方が色々収録されておりますし、ワトルズの本には無い美しい思想性と高い精神性を備えています。キリスト教色がドギツイのが我々日本人にとっては難点ですが。

帯の「１００」が気になって手にとってしまいました。

今まで多くの成功本や哲学書を読みましたが
この本がもっともわかりやすくシンプルで納得（自分の気持ち）できるものでした。
ありがとうございました。