首狙い 御庭番の二代目 : 4 (二見時代小説文庫)
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寛永寺への御成行列、狙うは老中主座の首! 誰が何を目論み襲撃?
将軍吉宗の懐刀・老中松平乗邑が企む尾張藩への確執。
老中襲撃の真の黒幕を求め、御庭番二代目の加門は親友の田沼意次と合力して探索へ!
八代将軍吉宗直属の御庭番十七家のひとつ宮地家の二代目・加門は、徳川家康の祥月命日の四月十七日、下谷広小路で御成行列の警護にあたっていた。将軍の駕籠が通り過ぎ、老中主座・松平乗邑の駕籠が来たとき、爆裂音が轟き火の粉と煙が上がった。そして、抜刀した曲者が襲ってきた。はたして誰が何の目的で老中主座を襲ってきたのか……。