ストーリーは「バイオハザード(1作目)」以後の話として考えられている。謎の猟奇殺人事件から生還した特殊部隊S.T.A.R.S.のメンバーたちは、それぞれ事件解決のために捜査を始めるが、その中の女性隊員ジルは、調査のためにヨーロッパへ出発する日、ラクーンシティで起こった惨劇に巻き込まれてしまう。そして彼女はゾンビたちがうごめく街からの脱出を試みるのだった。
本作は新システムとして、イベント「ライブセレクション」が追加されているのがポイント。危機に直面すると選択肢が出現し、プレイヤーの決定によって状況が好転したり、さらに悪い状況になることもある。また、ランダムセットモードを選択すると、プレイするたびに場所が変化し、常に新鮮な気持ちで探索できる。これらの新システムの導入や派手な重火器の追加により、何度でも楽しめるゲーム内容となっている。(岡田幸司)