主人公は「バイオハザード(1作目)」で活躍したクリスの妹のクレアと、ラクーン警察に配属したばかりの新米警官のレオンだ。舞台はラクーンシティの警察署。街全体がウィルスに侵されて市民はゾンビ化してしまい、クレアとレオンはそれぞれ捜索を始めるところから物語はスタートする。
この作品から、2人のキャラクターをストーリーごとにチェンジして進行する「ザッピングシステム」を採用。シナリオも複雑で、クリス編、レオン編をクリアして初めて事件の全容がわかるという、凝った演出になっている。「バイオハザード」シリーズの人気を確定させた作品であり、隠しモードも用意され、ゲームの完成度は高い。(岡田幸司)