聞いてみてまず思ったのが「ああ、こういうの中高生には受けそうだな…」でした。
歌詞がなんか狙いすぎてるというか…妙に懲りすぎてるというか…
それに自殺とうことに関して、あまりにも軽薄に考えすぎではないでしょうか。
まぁ結局は個人の好みの問題だと思うんですけどね。

あとびっくりしたのが、作詞をしている人が自分と同年齢だったこと。
この年であの歌詞はちょっとなぁ。。。
個人的にやっぱりきついです。

【有心論】
それぞれの人が自分に当てはめて聴ける歌詞だと思います。

前半の歌詞を聴く度に、こずかれている様に感じます。
今までの自分が作ってきてしまった今在る自分に、本当にどれ程悲しくなったか。
毎日何度も、その自分への羞恥心や嫌悪感が波の様に表われては消え、葛藤を繰り返しているのです。

中盤以降の歌詞は、私とは違う部分もあって、作者の、人を愛する事を「恐れない強さ」と言うか「無防備さ」を感じました。
愛する（した）人とは言え、これ程まで人を神格化や同化ができるなんて。
だって、人に近付くっていう事は、それだけ自分が深く傷付くであろう事だから、壊れない様に自分を守らなくちゃ！なんです。
だからこそ凄いなぁ！と思うんですけど。

優しい声のＶＯ、逆撫でてくれるＧ、揺さぶってくれるリズム隊、憶えやすい曲調、今までに見なかった言葉選び、良いですっ！
ただ、ただね・・入れ過ぎ盛り過ぎってところがあるかな〜？って思えちゃった・・・だから☆４です。
ＲＡＤのヘビロテ☆５が他にありますし。

【ジェニファー山田さん】過激な歌詞は面白いです。ジェニファーの質問の答え、まぁそうとも言えますが、せめて藪さんとか・・・（苦笑）

RADの曲はやっぱり聴けば聴くほど入ってくる。
1回聴いただけじゃ歌詞の意味とかよく分からないかもしれない。
でも彼らのことをよく知ると、心にズンと来るものがあります。

まず、やっぱり歌詞が好き。
まさに「唯一無二」な野田さんの歌詞です。
歌声も初めはバンプと似てる？とか思いましたけど、
聴いているうちにすごく独特な感じでいいなあと。
そしてバックサウンドもすごく上手いと思います。
曲と声が綺麗に重なってる。時計の音とかも良い味出してます。

あとCDとは関係ないかもしれませんが、PVがすごく好き。
歌詞を理解してみれば「すごい!」の一言だと思いますよ。
カップリングもRADらしくて良いし。
遊び心があってもちゃんと伝わってくるものがあります。

ベタボメになっちゃいましたが、
気になる人はまず試聴してみて下さい!

「誰も命　無駄にしないようにと　君は命に終わり作ったよ」
衝撃的な歌詞でした。

RADWIMPSがいたから、野田洋次郎さんがいたからこの曲はできた。
そのセンス故にBUMP OF CHICKENの藤原基央さんと比較されることがあるようですが、
ROCK IN JAPAN FES.2007で見た両者のライブにはそれぞれの良さがありました。
それでいいと思います。

蛇足ですが、最後に１つ。全ての人に支持される人なんて存在しない。
だからこそ、好きな人の想いが伝わってくることが嬉しい。
そういうものだと思います。
･･･あっ、僕は男ですけど、誤解しないでくださいね。人として、ですから！（笑）

この曲の歌詞はストレートすぎて怖い。
この時の野田君の心情がリアルに伝わってきて、特に人間洗浄機の所は一気に溢れ出てる。
サウンドも静から動へと移り変わっていき歌詞を際立てる。

こんな辛い思いをさらけだした曲で一躍有名になってしまったのも皮肉な話。
でも、この曲好きなんだよな。