さらにこの本の中で、「委員長と各党の理事を特別委員長室に閉じ込めてドアの前に座り込み、池田の参考人招致を物理的に阻止する」というとてもまともな議会政治とは言えない手段を用いたことを書いているが、そのことも全く恥じていないようである。
基本的に創価学会そのものへの批判はなく、公明党(旧新進党)も、元々日本のためを思って活動していて、今は自民党のせいで堕落してしまっている、というスタンスである。
この本は、いかに新進党が日本のために貢献した(と作者は主張している)か、について書いている本です。
もし、財務、F、メディアへの影響力の拡大等の情報を期待しているのならこの本にはほとんど載っていません。
創価のそういった面を知りたいなら『創価学会とは何か』や『カルトとしての創価学会=池田大作』をお勧めします。