英語を英語のまま、理解する。
そのとっかかりになりました!!

この本に出会う以前は、ほぼ日本語に訳して理解する方法を
実践してました。
この本で、英語を英語のまま理解するという意味が実感としてわかり、
なおかつ、どんどん英語がそのまま頭に入ってくるようになり、
自分でもそれを意識しながら、英語を聞くくせがついてきました。

英語の勉強の一番最初にする、または併用するのがいいかと思います。
どうしても英語を日本語に訳して理解しようとしてしまう人にはとてもオススメです。

書店でパラパラと開いたけれど買わずにいましたが、
やっぱり欲しい！と思いこちらで注文し、買って良かった！とうなずけた本でした。

シンプルな、線だけで描かれるイラストだからこそ、絵に対し変に肩入れせずに
その情景を瞬時に想像し、そして日本語で訳さずに英語そのままで考えていき
一つの絵から、次へ次へと発展していく、その絶妙な流れに沿いながら
気づいた時には、軽く数ページ進んでいることに驚かされる…　といった感じです。
本当によく考えて作られている良書です。

ただ、今は一冊目ですが、2冊目3冊目と進んでいくうちに、
どうしても単語の意味が分からなかったりするものも今後出てくるかもしれません。
そういった場面では、やはり素直に辞書等で知らべてもいいのかなと思います。
そうならないように作られているんですが、イラストだけではどうしても想像出来ない
単語というのも生まれてしまうんですよね。　

今書店やサイトにて英語の本を探すと何百何千と言う英語の本を見ると思います。
でも本当の意味で感覚を見に付けれる本は少ないと思います。
私も英語は中級から上級レベルぐらいまでは到達しましたが、感覚が理解できなく苦慮しています。
そこで見つけたのがこのシリーズと関連本です。
難しい単語はまったくありませんし、義務教育を終えた方には簡単すぎる本かも知れません。
ただ、頭で理解しているのと感覚で理解しているのには大きな差があります。
もしあなたが、
「英語を頭で理解しているが感覚が日本語から離れる事が出来ない。」
「英語の感覚が今ひとつしっくりしない。」
と感じていたら、このシリーズを一日１０ページづつでも声に出して読んでみてください。
１０ページは１０分もかからないと思います。
頭で理解しようとせず子供みたいに感覚で理解する様にすると良いと思います。

この本を買って、つくづくよかったと思います。


確固たる地盤がないまま、

受験英語をひたすら勉強していた学生時代。

その長い無意味な時間に、価値を与えてくれた本です。


従来型の日本人作成の受験英文法に関しては

英文がダサイという難点があり、

そのかっこ悪さを知っている身としては

この英語表現の洗練性に

ビックリ、ドキドキ、ワクワクします。


イメージに対して

シンプルな英語表現がくっついてきますが、

その英語表現のシンプルさによって

物事を把握する表現能力が育まれます。

その描出能力の確かさは

まさにロングセラーとなるにうなずける作品です。


イメージの絵に関しては、

配置法が素晴らしく、

まさに順を追って基本を積み重ねていくのにピッタリです。

自分が小学校6年生の時、塾で初めて英語を教わった時のテキストです。
英語を理解するとは、頭に英語の思考回路を作ることだと
この本のお陰で自然と学習していたんですね。。。幸運だったと思います。

本書のシリーズすごいところは、英語版を覚えれば他の言語も同じように学習できること。
塾の先生はこのドイツ語版でドイツ語を覚えたそうです。

先生がいて、1対1で使うと効果的です。
もちろん、生徒に英語を学びたいというモティベーションがないとダメです。
私は星５つですが、英語を勉強することは英語を日本語に直すことだという
考えしか持てない大人の方には不向きですね。
素直な心で勉強する人向きです。