国際貿易を勉強するテキストとして最適
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著者は通産官僚出身で横浜国立大学教授となられた、国際貿易の世界では非常に著名な学者です。この本は、学部上級レベルの国際貿易のテキストとしては、非常に使いやすいものになっています。まず、伝統的な理論から最近の理論まで、数式をあまり使わないで分かりやすく説明しています。次に、随所に日本の貿易関係などのトピックを取り上げており、現実経済への興味をもたせる内容となっています。練習問題などについては、他の参考書を使う必要はあるでしょうが、な全体によくまとまっており、お勧めのテキストだと思います。