サバイヴする、《愛》。
★★★★★
知人の紹介でイヤイヤ読み始めたのだが、これはかなりの傑作かも知れない。この作品のテーマを一言で云えば、《極限状況の中で、愛がサバイヴするためには、どうすれば良いのか?》という所だろうか。全編に溢れる《ヴァイオレンス描写》と、それとは対局にある、登場人物たちの《さまざまな愛》。それを導く、一つの答えとしての、主人公《北斗ケンシロウ》。まだ最後まで読んでいないが、これは、かなりの傑作かも知れない。
物語のターニングポイント
★★★★★
アミバとの対決〜ケンvsラオウ途中までです。
ケンを救ったボウガンの矢、撃ったのは・・・・
マミヤ&トキという展開も考えていたのかな?と思ったりしました。
レイの突かれた秘孔も「打ち消す秘孔や術は無い」とは言ってないので「助かる」というプランも考えたりしたかも。
アミバとの対決、マミヤ合流、カサンドラ・ウイグル獄長との死闘、トキ登場と盛り沢山の内容です。
アミバ、ウイグル獄長といった忘れがたい悪役。レイ・マミヤ・リンとお馴染みになったキャラ達も活き活きと動いております。ラオウとの対決後は無理のある設定とストーリーが気になるので私はこの巻あたりが「北斗の拳」の絶頂期ではないかと思っております。
綺麗に終わらせたら「まだやって」続けすぎてガタガタになったら「あそこで終わらせて欲しかった」どちらにしても不満は残りますが。
マミヤ合流の巻がお気に入りです。画力の高さに加えて普段の迫力ある戦闘との対比が見事です。普通の格闘・バイオレンス漫画と一線を画している理由でしょうか。
今読むとこういうシーンがもっとあっても良かったな、と思ったりします。ジャンプだと受けが悪くなってしまったかな。
マミヤの賭け!編
★★★★★
死をつかさどるといわれる北斗七星の下、
二千年の歴史を有する恐るべき殺人拳があった。その名も、北斗神拳!
一子相伝の伝承者たる運命を背負ったがゆえに、
血で血を洗う死闘を続ける宿命の男、ケンシロウ。そして、
北斗神拳と並び称される南斗聖拳(水鳥拳)の使い手レイ。
悪党どもがはびこり、非道の限りを尽くす核戦争後の世紀末に、
ケンシロウの正義の拳が炸裂する!
獄門島・カサンドラ
★★★★★
「北斗の拳」(武論尊・原 哲夫原作)は1980年代後半に「週刊少年ジャンプ」にで連載スタートし、爆発的人気を誇ったヒーロー漫画。伝説の暗殺拳「北斗神拳」を継承し、核戦争によって荒廃した世紀末を生き抜く青年ケンシロウの生き様は有無を言わさないかっこよさがあります。悪党達がケンシロウに敗れる際にあげる断末魔の「ひでぶ」などといった声や、「お前はもう死んでいる」という言葉は当時流行語にもなったもの。ジャンプ黄金期を支えた漫画は色褪せず面白い。その本巻。心優しき次兄・トキの名をかたる卑劣漢・アミバを倒したタケンシロウ。次に彼は、トキが捕らわれている獄門島・カサンドラへと旅立つ。果たして不落の監獄からトキを救出する事はできるのか!?
カサンドラ
★★★★★
「北斗の拳」(武論尊・原 哲夫原作)は1980年代後半に「週刊少年ジャンプ」にで連載スタートし、爆発的人気を誇ったヒーロー漫画。伝説の暗殺拳「北斗神拳」を継承し、核戦争によって荒廃した世紀末を生き抜く青年ケンシロウの生き様は有無を言わさないかっこよさがあります。悪党達がケンシロウに敗れる際にあげる断末魔の「ひでぶ」などといった声や、「お前はもう死んでいる」という言葉は当時流行語にもなったもの。ジャンプ黄金期を支えた漫画は色褪せず面白い。本巻では、卑劣漢、ジャギを倒し、監獄島、カサンドラからトキを救出したケンシロウの前に最強の敵、ラオウが現れた!! レイを一撃で倒したラオウの豪拳にケンシロウは果敢に立ち向かう!!