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コケの謎―ゲッチョ先生、コケを食う

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本
ブランド: どうぶつ社
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コケって面白い! ★★★★★
ゲッチョ先生の本は、他に教えてゲッチョ先生!昆虫の?が!になる本 (Outdoor 21 Books)しか読んだことがない。
でも、ゲッチョ先生を知ったのは、この本をとある本屋で見かけたから。

タイトルから気になっていた。
そして表紙に書いてある「コケを食う…まずい!」ってフレーズにひかれてしまった。
その当時はコケブーム。
とは言っても、コケ盆栽ブームで
にわかコケ好きが多くなってきた時期だった。

コケは可愛いと思うけれど、
コケ盆栽には興味があまりなかったので
(というよりブームにのるのが嫌で)
コケの本を買うまでにはいたらなかったのだが…

これはちゃんとしたコケ好きの本でした!!!

コケの謎…というより「コケ屋が気になってから、コケ病を本格的に患うまでの本」という感じか。
いろんなコケの紹介本ではなく、
コケってこんな魅力があるんだ〜と
筆者の体験談から伝わってくる本である。

冒頭のつかみもたまらなく
面白すぎて一気に読んでしまった。
これはもう、コケの図鑑を買ってしまおうかと思う始末。
完全にコケ病が移ってきてしまった。

この本は、あまり難しい用語を使わないのがいい。
使ってもごくわずか。だから、多少難しくなってきたかな?と思っても読める。

ちょっとでもコケに興味があったら
ぜひ一読してもらいたい。

ちなみに私は生き物は好きだが
生物学やらなんやらはまったく分からない。
眺めるのが好きなだけ…なのである。
そんな初心者でも面白い。

おすすめです。
身近な生き物に関心がある人には面白いかな? ★★★★☆
トンボだチョウだカメムシだ、いろいろな生き物を追いかけている虫屋の姿は身近に知っているが、コケ屋がいるとは思わなかった。数少ないコケ屋とともにフィールドを歩く場面は読んでいて楽しい。思ったより文章量が多く、スケッチやイラストは少なく、お世辞にも読みやすいとは思わないが暇な時間に紐解く本としては楽しく読める。実際にフィールドに出た経験のある人が書いたと実感できる部分もあり、自分の中では好感度が高い。コケを食う話もあるが、コケの味見の本ではない。コケを探してフィールドを歩いた話として読み始めないと肩透かしを食らう。
えっ!?コケって両生類なの?? ★★★★★
「苔」も「謎」も気にかかる言葉の私にとって、「コケの謎」というタイトルは手に取らないではいられませんでした。難しい内容かなぁ・・と思いつつ開いてみれば、初っ端から驚くことになりました。最初に苔に関する絵がカラーで8ページ分もコメント付きで載っているのですが、その1ページ目に苔の花に関することが載っていたのです。誕生花が苔の私、長いこと苔の花ってどんな花なんだろうと思っていたのですが、苔の花と呼ばれているのが胞子体であり、花びらはないことを知ることになりました。

本文は「ドングリを自分で拾ったことがある人?」との問かけから始まります。苔の話なのにドングリ?ドングリならどこにでもあるじゃんと思っていたのに、ここでもまた驚くことになりました。読み進めるほどに驚くことばかりで、そこには知っているつもりでいた知らない世界の扉が開いていたのです。

苔の種類の多さ、苔を見分けるのに顕微鏡が必要になること、生き物屋の存在、南極に苔が生えていること、木の葉に生える苔、苔に味や匂いがあること、なによりも両生類であることに驚きました。
そして身近にあって気にも止めていなかった苔に、絶滅危惧種があることにも驚きました。

難しいかな・・から始まったのに、気が付くと面白くて、読み終えるころには苔にたいする愛情のような感情まで感じ始めていました。
ついにコケにも ★★★★★
様々な興味のアンテナを持つゲッチョ先生の新たな病気はコケ。基礎知識の紹介から、様々なトリビア、コケの味、コケを通して環境を見る視点などについて語られている。コケを良く知らない人でも抵抗なく飽きずに読めそうな本書は、コケの魅力を広める一般向けの本がまだ少ない状況への強力な援軍になりそう。
コケの達人に直接指導してもらうエピソードがとても羨ましい。