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七勝八敗で生きよ

価格: ¥1,500
カテゴリ: 単行本
ブランド: 東邦出版
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天龍さんの人生論&プロレス論 ★★★★★
私が興味を抱いたのは次の二点です。
まず、海外(アメリカ)遠征による天龍さんの物事に対する価値観の変化です。
異文化を拒絶するのではなく、郷に入っては郷に従うことの大切な一面が垣間見られます。

次にジャンボ鶴田に対する「思い」が綴られた文章です。
僕としてはジャンボに関するくだりは、あまり気分よく読むことができませんでした。彼が
生前の時ならまだしも、何故今こういう思いを文章にする必要があるのか分からないです。
読んだ人それぞれ捉え方は違うと思うので、別の意見があれば教えていただきたいです。

良いと思った点、悪いと思った点、両方書きましたが、総合的に見ても☆5つは申し分ないと思います。

今日を生きろ ★★★★★
プロレスファンでもなく、酔っ払って何となくコンビニで買った本だけど、最高でした。
「今日を一生懸命生きられないヤツに、明日を語る資格はないし、将来もない・・・・」、これは本当に命を懸けて自分自身の人生を創ってきた人間にしか言えない言葉。
この本には今の日本人が忘れてしまったある種の高潔さが一杯詰まっている。

「物事は真正面からぶつかって、それを突破したら自信になるからです。逃げたり、機を衒って勝っても、次に負けるという不安がつきまとう。真っ向からぶつかり、それで勝って初めて、次も負けないという自信になる。」
本当にその通りです。マニュアル世代が役に立たない理由は明確ですね。

この本に会えてよかった。今度は必ず「プロレス」を見に行きたい。
ミスタープロレスが語る今日を全力で生きる人生観と45年の格闘史 ★★★★★
最近のハッスルでの闘いから、自らの人生観、プロレス史を語り、最後は生い立ちから相撲時代の話でしめくくられる253ページは、大変読みやすく3時間ほどで通読できます。話の全てに共感できるのは相撲・プロレスの双方のファンで40歳以上の人ということになりますが、6章に分けれらた各章末に、人名、事件名などに関する丁寧な注釈が付けられており、一般読者や新しいファン層の人でも理解できるようになっています。この注釈から得られる情報だけでも相撲・プロレスファンにとっては必読です(多くのレスラーが40代で早世している事実には驚かされます)。暴露本ではありませんが、天龍しか知りえない話が随所に語られます(初代の天竜三郎に励まされた話、猪木戦で指を脱臼させられた話など)。30代のころは60キロしか挙げられなかったベンチプレスが50歳を越えてから200キロを挙げられるうようになった話などは、中高年の人を勇気付けるものと思われます。印象に残るのは、現在問題になっている相撲界のかわいがりの天龍自身の体験談です。大鵬の付き人だった時、大鵬の趣味の双眼鏡を持ってこなかったという言掛かりをつけられて、部屋の兄弟子に半殺しにされる体験は壮絶です。天龍は、かわいがりは丸かった性格に角を作って偏屈にするので全然必要じゃないとコメントしています。団体を問わず驚くほど多くの新旧のレスラーと関わっており、まさにここ30年のプロレス史そのものと言えます。そのため一人一人のレスラーや事件に割かれるページ数は少なく、バランスのとれない記述になってしまった部分もあります。ライバルで早世したジャンボ鶴田についてのみは人生観の違いを含めた多くのコメントがなされています。ただ、その中でも、いつも全力で試合をする天龍が余裕を残す鶴田のファイトスタイルに不満をいだき、ついには鶴田を本気にさせるまでのことが詳しく書かれていますが、それ以後の激しいファイトスタイルに変ったものの病気で早世してしまった鶴田に対する思いは書かれていません。もう少し深く知りたい内容が多く、是非続編を待望するものです。