ウォルマートの真実―最強のIT 最大の顧客満足

ウォルマートを中心としたグローバルリティラーの話 ★★★★☆

国際的小売り業者の動きについて述べた本

半分がウォルマートの話で、後半（第２部）がウォルマートの
ライバルたちの話になっています。
前半のウォルマートの話も１章はウォルマートのサンダウンルールなど
ウォルマートの始まりからどのようなルールで運用されてきたかを
書いています。
そして２章がサブタイトルでもある最強のIT最大の顧客満足を
どのように構築しているかについて述べています。
２部はライバルたちとして、カルフール、ロイヤル・アホールド
テスコ、メトロ、そしてK-マートの破綻について述べています。

半分がウォルマート以外に割かれていますので環境を知っている人については
無駄に思えるのですが、私のような素人には比較対象があって
わかりやすく思えました。とくにKーマートの破綻など
近所のスーパーで起きていることのような気がします。
２００２年と古い本でしかも著者も１９４０年生まれと
少しおじいちゃんではあります。しかし真実をついているせいか
あまり古さを感じずに読むことができました。

最近の小売動向がよく分かる ★★★★★

非常に参考になりました。なかなかこういった総括的に比較している本には行き当たらないので、良かったです。

グローバル・リテイラーに負けるな ★★★★★

内容の半分は競合企業に関する話題 ★★☆☆☆

タイトルにはウォルマートとありますが、内容の約半分はヨーロッパの競合企業の話です。ウォルマートに関する内容も他に出版されている本とそれほど変わらず、「真実」というタイトルとはほど遠いのですが、各企業の状況を知るには参考になる本です。

ウォルマートの実像が客観的に把握できます。 ★★★★☆

この本を読むまでは、IT投資を積極的に行ってきたウォルマートが、その情報処理能力を武器に、あたかもひとり勝ちであるかのような印象を持っていました。　しかしながら、この本には、成功事例ばかりではなく、様々な失敗事例も具体的な数字を使って数多く載せられており、読む前に抱いていたイメージが変化しました。　「ウォルマートの真実」というタイトル通りの内容に仕上がっていると思います。　同業他社との比較も効果的に紹介し、図やグラフも随所に散りばめられているので、理解がしやすかったです。　ただ、少々ボリュームが多すぎる感があり、もう少しコンパクトにまとまっていると５つ星の評価ができたかなと思います。