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超フェラーリ主義

価格: ¥1,260
カテゴリ: 単行本
ブランド: ネコパブリッシング
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男の夢をかいまみる。 ★★★★★
今までの清水氏の著書とは違い、今回のものは「男の夢」をかいまみることができる。フェラーリの酸いも甘いも知り尽くした清水氏はもはやフェラーリはぜんぜん凄くないとまで断言してしまった。作曲家のマーラーのように宇宙を見てしまったのだろう。氏は車だけでは満足できずなんと軍艦島にかなりのページをさいて詳細を綴り、廃墟に対しての興味もみせている。だが今回の著書の白眉はなんといっても「陸上自衛隊90式戦車」の項である。誰もが一度は乗りたい戦車に氏は試乗し、「戦車にのり、でっかい弾をドカンドカンと撃つ」のが男の夢だと。しかし私が思うに今回の著書を通じて氏がもっとも言いたかったのは「フェラーリでチャラチャラする」ことであろう。なぜなら本の中程、102ページの見開きをぜひ見て欲しい。そう、氏の愛車のフェラーリ355スパイダーの助手席でかわいいお姉ちゃんが微笑んでいるのだ。
フェラーリに関係なく楽しく読めます! ★★★★★
清水氏といえば、車専門誌をはじめ、SPAなどの雑誌での「おもしろ」コラムで有名だが、この本でも各誌に掲載されたコラムの総集編という形で、フェラーリ及びそれにまつわる小話が多数収録されている。彼の言葉は、平坦なものを用いているのにもかかわらずその言葉ひとつひとつに力があり、すっと心に入ってきて、それらが強烈なインパクトを放つ。全体的には一気に読めてしまう内容だが、感動できたり、笑えたりと、それぞれのコラムが強烈なインパクトを持っている。彼の今までの著書を読み、高嶺の花だった「フェラーリ」を身近なものに感じ、実際にオーナーになった人も多数いるとのことだが、この「超」フェラーリ主義では、その「超」を意味するがごとく、フェラーリファンだけでなく、すべての方が楽!!しめる内容となっている。平たくいえば、「笑えます!!」「何度でも楽しめます」「感動した!!」なんだけど。
フェラーリに関係なく楽しく読めます! ★★★★★
清水氏といえば、車専門誌をはじめ、SPAなどの雑誌での「おもしろ」コラムで有名だが、この本でも各誌に掲載されたコラムの総集編という形で、フェラーリ及びそれにまつわる小話が多数収録されている。彼の言葉は、平坦なものを用いているのにもかかわらずその言葉ひとつひとつに力があり、すっと心に入ってきて、それらが強烈なインパクトを放つ。全体的には一気に読めてしまう内容だが、感動できたり、笑えたりと、それぞれのコラムが強烈なインパクトを持っている。彼の今までの著書を読み、高嶺の花だった「フェラーリ」を身近なものに感じ、実際にオーナーになった人も多数いるとのことだが、この「超」フェラーリ主義では、その「超」を意味するがごとく、フェラーリファンだけでなく、すべての方が楽しめる内容となっている。平たくいえば、「笑えます!!」「何度でも楽しめます」「感動した!!」なんだけど。
謙遜と自慢のあいだ ★★★★★
フェラーリお笑い系の第一人者、清水草一氏の最新作でもあの独特な熱い文体は健在である。しかし、それは氏の豊富な知識・経験と冷静な判断力に裏打ちされているからこそ説得力があり、皆からの支持を得られているのであろう。これはまさにフェラーリという存在と同じではないか?またフェラーリだけでは飽き足らず、いろいろな乗り物のレポート(枝打ち機からロケットまで)を通して乗り物全般に対する愛情が伝わってくる。フェラーリという車の魔力に毒されて他の物に興味をなくしてしまう人が多い中、清水氏のそういったスタンスは非常に好感が持てる(たんなる乗り物オタクかもしれないが)。それに氏の最近のテーマである「謙遜」もそこかしこにちりばめられており、世の中のフェラーリオーナーに対する偏見を払拭するのに多大な貢献をしていると思う。ただしアンビバレントな意味合いも多分に感じ取れる。謙遜と自慢は紙一重であるが、氏のアイロニカルな愛情表現に惚れている人は多いはずである。本書を読んでフェラ-リオーナーになる人も少なからず出てくるに違いない。かつての自分のように。
BINGO2!! ★★★★☆
耽美 背徳 羨望 煽情 そして限界を知らない攻撃性
日常という等身大の世界を超えて無限に膨らんでいくそうしたフェラーリの
イデオロギー。
我々と同じ視点から発せられる著者の言葉・行動のみが揺ぎ無い哲学でそれを
受止めている。