香港に行かなくても香港気分になれる本
★★★★☆
香港のイメージって?ごちゃまぜ?猥雑?高層ビル?飲茶?ショピング?いろいろあるけれど、やはり香港のイメージで一番印象に残るのは各通りのごちゃごちゃな様子でしょう!(そりゃぁ、シンフォニーオブライツなどの夜景も綺麗でしょうが、個人的な趣味です、モチロン)
その様子を伝える方法として、パノラマを使ったのが秀逸です。各通りの様子が、いままさに香港の街角に立っているように感じられるほどです。
普段確実に見落としている細部の写真(どうでも良いいような写真っていうのでしょうか?らくがきとか、小心地滑の看板とか、床屋の看板とか)を沢山集めているのが、グッドです。本当に細々とした写真が多くて感動的です。可能であれば、4倍ぐらいの大きさで出版して欲しかった。
ありきたりの香港ガイドブックにはない、香港の隅々まで愛している!っていう感じが伝わってくる本です。
香港に行く前にパラパラするのも良いですが、行った後にめくってみるのも良いかも。ああ、コココ!そうそう!行った行った!と感激してまた、香港に行きたくなる本です。