身近なもので美しい物を創作する
★★★★★
てまりもゆびぬきもとても美しいです。糸の色合わせ、模様で本当にたくさんの
種類の作品を作ることが出来ると思います。華やかな見た目とは裏腹に手まりは
くるくる丸められる周りにあるもの、例えばミカンネットに新聞をくるんで入れるもの、
ゆびぬきは古葉書やカレンダーを再利用して芯にして作ります。
極端な話、針と糸を揃えたら、あんなに美しい物を作ることが出来るのは
素晴らしいことだと思います。どちらも作るのにはコツがいるのでそれを
体得するにはひたすら作るだけかなと思うのですが、手先を使った細かな作業で
織りなす手のひらサイズの世界に広がる色と模様の世界に、できあがりが少々
悪くても自分の作品にうっとりしてしまいます。ゆびぬきに関して言えば、
私はもう一冊、本を持っているのですが、この本では真綿を使わずに糸をグルグル巻きにして
芯を作り、ペンで直接印付けします。模様の種類も違うものが結構載っています。
なので、もう一つの本の方法で指ぬきを作っていらっしゃる方には興味深いのでは
ないでしょうか。作り方の方法の丁寧さや写真の美しさではもう一方の本に軍配が
上がるかなーと思いますが、この本を買ってみて製作意欲が上がりました。