中川誠盛堂 赤ちゃん番茶(春番茶)ティーバッグ 10g×30包
価格: ¥864
「春茶葉」こだわった赤ちゃん番茶です。限定農家から特別に分けてもらう茶葉で作られます。
一般的に番茶に使用される茶葉は「秋茶葉」で、夏場に虫が発生するの農薬を必要とします。時期的なことかも知れませんが葉も薄く味も淡泊で渋みや苦みがあり、カフェインもあります。
春茶葉」は冬から春の寒い時期に育つので害虫被害がほぼありません。この時期は農薬を必要としません。葉に厚みもあり、味が濃く甘みがあります。後味もスッキリしたカフェインも非常少ない番茶になります。
春茶葉は、有名な「一番茶」より先に収穫をされる、実は一番最初の収穫される茶葉です。「一番茶」収穫へ選定もかねています。
「春茶葉」を収穫しすぎると農家にとって一番大事な「一番茶」の収穫量や収穫時期に支障がでるため多くの収穫が出来ない希少な茶葉なのです。
赤ちゃん番茶は、赤ちゃん水出し番茶とも呼ばれ、古くから近江(滋賀)では一番親しまれたお茶です。 ほうじ茶とは異なり独特の香ばしさとサッパリとした甘味が特長で、刈り取った茶葉を蒸し、揉まずに 乾燥させた後、釜で炒るという特殊な製法で仕上げております。 京番茶に比べ癖がなく、初めてお飲みになる方にも大変喜んでいただいております。 中川誠盛堂の店頭に小さな小さな自家製釜があり、次から次へと1日中赤ちゃん番茶を炒っています。 一般的には茶葉を揉んで炒るのですが、赤ちゃん番茶は揉まずに炒ります。 茶葉が大きいでしょう!? 枯葉色の一般的な番茶に比べ、短時間で蒸し乾燥させる赤ちゃん番茶は茶葉に緑色を残しています。それと、茶葉を揉んで炒る一般の番茶は味が濃くなる反面、苦み成分や渋み成分もでやすい番茶で、スッキリ感のある赤ちゃん番茶とは味わいがかなり違います。 癖がない赤ちゃん番茶は、初めてお飲みになる方にも大変喜んでいただいております。 【近江の優しい赤ちゃん番茶の産地は滋賀県産】 銘茶の産地「朝宮」と「土山」。 日本五大銘茶である『朝宮』は、京都府と滋賀県との県境に位置し、標高が400mほどの高地で、昼夜の気温差が激しく、霧が多い気候風土である事から、日本でも最上の茶産地として有名です。 日照時間が短く、ゴールデンウィークでも温度がマイナスになる程、人間には住みにくい場所だが、お茶にとっては最高の産地。 銘茶「京都宇治茶」の最高級茶に、朝宮で収穫されたものも使用されています。(宇治との境にある山なので)