巻末には約100頁に渡って医学関連単語が和西・西和の双方で引けるように掲載されています。「はしか」「あせも」といった身近な単語から「出血性膀胱炎」「抗不整脈剤」といったかなり専門的な用語までを収めています。本書が出版されたのは91年ですが、この単語集には「骨粗しょう症」や、最近注目されている「過敏性大腸症候群」までも掲載されていて、いざとなれば医師との間で、この単語集を指し示しながら意思の疎通を図ることが「ある程度は」出来るでしょう。
ソフトカバーで作られていますし、通常の単行本サイズよりは小ぶりで重さもさほどないので病院へ携行するにも便利です。そうした細かい心配りに、好感がもてます。
二人の著者はともに東京外国語大学のスペイン語科を卒業後、中南米を中心にスペイン語圏で長年生活した経験者。また全体の監修をしたのは著者らの数十年来の友人であるという、これまた東京外語大出身でなおかつアルゼンチンの医大を卒業している人物です。スペイン語のエキスパートとしての学識、生活者としての視点、医者としての専門知識と経験、これらを持ち寄って編集出版された好著といえます。
ただし、本書はあくまで応急措置として対応する場合に限って使ったほうが無難です。高度な医療が必要になる場合には、生半可なスペイン語で対応しないほうが安全でしょう。
改定新版を出す機会には、この10年余の間にさらに身近になった「痴呆」や「エイズ」、また「介護(保険)」や「(海外)医療保険」などの制度面についてもさらに突っ込んだ例文を期待したいところです。
だから、あまり知られていませんが他に類似品がないので
敵なしか??
できれば、一度リニュ-アルしていただきたい。
黒字だけで見にくい。全部同じ調子で編集してあるのでね。
あと、できれば医療制度のこととか余談を載せてほしい。
役立つURLとか・・
兎に角もっと見やすくしてほしい。
こちら在住者の友達もみんなこの手の本探してるのに、目竡?ってないので
知らない人がほとんどです。