TOEIC問題の解き方の練習素材
★★★★☆
模試をやってみた感想ですが、この本は、模試の形になっていますが、本番前に実力を測ることより、TOEICの問題の解き方を学ぶための素材だと思います。
例えば、パート2は、紛らわしい選択肢から正解を選ぶには、何に注意して聞けばよいのかが説明されています。パート4は、アナウンスのスピードが若干早く、設問を読んでおいて、キーワードを聞き取ることに集中しないと解答できない問題が多いと感じました。
リスニングで400点半ばくらいまでは、全部を正確に聞き取ることは難しいと思うので、この本に最初にある解説を読んで、模試を使って、解き方のトレーニングすることは意味のあることだと思います。
また、リーディング400点くらいまでは、時間内に全問解ききることが、第一目標になります。実際のパート7でも、どのように解いていくのか考えないと時間が足りなくなると思います。つまり、本文(パッセージ)の概要を把握することが必要なのか、設問に関連する文を拾い読みすればよいのかを考えて読まないと間に合わないということです。この模試の問題は、解き方を試すのに良い素材になっていると思います。
欠点としては、パートごとの難易度が合っていないと思いました。パート2と4は、本番より若干難しく、逆に、パート5は基本的な問題が多いので易しいのではないでしょうか?
全体の評価としては、星を4つにしました。これは、練習素材としては良いが、タイトルのパーフェクト模試とは、ちょっと違うと感じたためです。
やや難という感じでしょうか?
★★★★☆
6月末のテスト受験の際に2週間弱程度さぼったが故に、本番で焦りが
出てきて・・・その為、7月中旬のテストに向けてと購入し、本日取組
みました。
正解数 リスニング:82問、リーディング77問・・・>判定は、
だいたい800点弱(実際の平均スコア760点)となりました。
問題は、そんなに難しくは感じませんでしたが、TOEIC独特の「練られた
問題」が少ないように感じました。
但し、パート4の問題は、別で7割強しか正解出来ないところに800点
をコンスタントに取れない弱点があるように思います。
まあ、難易度に加えて、もう少し正解率等を表示するなどすれば、無機的な
勉強にもやる気が加わってくるような感じがしました。