信長が宿敵 本願寺顕如
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戦国をぶっこわす、覇王・信長と民の安寧を求める本願寺顕如。
改革する者と、される者と戦国の最終覇者を決する十年におよぶ、
手段を選ばぬ要塞戦、情報戦、外戦を壮大なスケールで描く歴史大作!!
<目次>
序 四魔の舞い
壱 信長という男
弐 傀儡公方足利義昭
参 外患の信長、内憂の家庭
肆 伊勢長島
伍 本願寺孤立
陸 決戦は信長
漆 天災信長と父と子と
結 往生安楽国
[筆者からのコメント]
テーマは「改革…する者と、される者と」。
戦国時代、一向宗(浄土真宗)は情報の帝国でした。
戦国の改革者・織田信長と、戦国の守旧者・本願寺顕如とが、たがいの情報力・知力・武力・政治力・経済力のすべてを投入した十年をこえる総力戦(いわゆる一向一揆・石山合戦)の物語。
そして浄土真宗は教義によって妻帯が許されている。
ふるさを守ることで平和を望む顕如と、思春期を信長との抗争にあけくれて戦うことしか知らぬ長男・教如(後年の真宗大谷派宗祖)との父と子の相克を描いた家族の物語です。