小説家になるな!: 小説新人賞の受賞はホントに簡単 (トークメーカー新書)
価格: ¥0
小説家には簡単になれる、だったらならなきゃ損でしょう!?
モテる、リスクゼロ、学歴不問、そしてみんなが先生なんて呼んでくれます。こんな職業、他になし!
小説家になるためのルートは幾つかあります。そのなかで最もメジャーなものは、出版社が開催する小説新人賞を受賞すること。実はこの小説新人賞は、皆さんが考えているほど難しいハードルではないんです。
大丈夫、基本を一つ一つ押さえれば、あなたも小説家になれるはず。
え?
本書のタイトル、「小説家になるな」と「小説新人賞の受賞はホントに簡単」が矛盾しているですって?
していません! 小説家として長年生き延びていく難しさと、小説新人賞を受賞することの容易さは、別の次元のお話なんです。まずはとっとと、小説家としてデビューしてしまいましょう!
詳しくは本書をお読みください!
※本書は小説投稿サイト『トークメーカー』において開催された、一週間にわたる公開オンライン座談会の内容を大幅に編集し、新しい内容や補足を多々盛り込み、一冊の書籍として再構成したものです。
■第一章 書くこと、書き上げること、応募し続けること
◆パネリストプロフィール
◆小説家になったキッカケ、小説家を育てるキッカケ
◆作品はぜんぶ読むのか
◆動画づくりで押さえるべきこと
◆作品の講評はストレートにするのか
◆WEB小説と小説新人賞ではどちらが良いか
◆受賞のコツは書くこと、書き続けること
◆モチベーションは教えられない
◆中学文法を押さえることが手始め
◆登場人物の履歴書を書こう
◆基礎を押さえれば、頭ひとつ抜け出せる
◆自費出版系に騙されてはいけない
◆小説は鬱病でも書ける?
■第一章 編集後記
■第二章 受講生に教えると、受講生は育たない
◆一次選考を突破する方法
◆なぜ小説講座を開いているのか
◆小説執筆は鬱病を誘発することがある
◆小説は巨大な自己紹介である
◆受講生には教えない
◆小説講座という仕事
◆教えることをやりすぎてはいけない
◆予選落ちする理由の一つは、キャラクターについて考えていないから
◆講座の動画制作について
◆小説家の師弟関係
◆デビューする人たちの共通点
◆魅力を感じた作品の登場人物の履歴書を作ろう
◆書こうとしても書けない
◆履歴書を作る意味
■第二章 編集後記
■第三章 作家の仕事とは、相手をレイプして和姦を成立させること
◆下読みや編集者が見る基本的なポイント
◆小説に取り組む姿勢は人それぞれであり、断定・類型化はすべきではない
◆「大衆」という読者は存在しない
◆人生経験は法の範囲内で行おう
◆相手の人生を台無しにする執筆
◆先に応募先を決め、ターゲットに合わせて書く
◆キャラの作りこみと、キャラ立ちは別のもの
◆受講生の自由を尊重する
◆WEB小説投稿と、小説新人賞の比較
◆相談者との距離感
◆小説内容をどこまでアドバイスするか
◆文学新人賞の偏差値
■第三章 編集後記
■第四章 原稿を書かなければ自分が困る人がデビューする
◆作家は自分の言いたいことしか言わない
◆放置しても書き続ける人がデビューする
◆実体験によるインプットが重要
◆長年のプロから知識を伝えてもらえる意味
◆蓄積が足りない人へのアドバイス
◆とりあえず小説家、という考え方もある
◆自分の蓄積の残高
■第四章 編集後記
■第五章 人生いろいろあっても、小説家になればわりとなんとかなる
◆小説家はこんなに美味しい
◆小説家はモテるのか
◆小説家の仕事、小説講座の管理方法
◆大量のアウトプットも何かを生み出す
◆流行に左右されない作品からの感動体験を得る
◆片っ端から本を読め
◆図書館で借りて読むは極めて無礼な言葉
◆小説家はコミュ障の最後の砦
◆努力すると大抵のことは成功する
◆クリエイターは唯我独尊
◆あらすじの書き方、語彙の増やし方
◆古典は密度が高いもの
◆模写には意味があるか
◆プロも千差万別
◆アクションを起こすことの重要性
◆新人賞の受賞は本当に近い
■第五章 編集後記