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小説家になるな!: クリエイターのサバイバル論 (トークメーカー新書)

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
ブランド: 未来創造
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生き残りたいなら、毎月必ず作品を作れ!
あらゆる創作分野で活動してきたパネリストたちだからこそ語り尽くせる、本音全開の座談会を完全書籍化!

クリエイターは、もはや創作だけでは生き残れない時代です。営業も、宣伝も、セルフブランディングも、すべて自分がやり遂げていく覚悟が必要です。数々の失敗や成功を経験してきたパネリストたちが、包み隠すことなくサバイバル戦略のすべてを明かします。


【本文一部抜粋】
なんかこれを書いていたら、作り手は、自分を殺すかもしれない人達に、作品を届けているのか……? と思えてきて、そう思ったら、もう引退したくなりました。引退して、受け手側に周り、日々のストレスのはけ口として、世の中のクリエイター達に好きなことを適当にボロカス言ってスッキリしたいと思いました。 ……ほらね! これがこのナイーヴネット時代の暗黒面だよ! 前回の座談会のあとがきでは、これから作り手になりたいと思っている人達に向けて全力でエールを送りましたが、今回は、今、命がけで苦しんでいる作り手さん達に、全身全霊でエールを送りたいですよ! 自分も含めて! 作り手さん達、負けないで! あなたの心に刻まれた星の数ほどの傷跡、分かります! 痛かったですよね! 苦しかったですよね! 何度も辞めよう、死のう、って思いましたよね! でも、それでも、何かを作りたいという気持ちが溢れて、そして、それをきっと理解してくれる人がいるはずだって信じて、自分を傷付ける人達にすら、いつかきっと伝えることができて、感動を与えられるはずだって、そう信じて頑張ってきましたよね! そうですよ! 必ずいますよ! 必ず伝わりますよ! 頑張ってえええええ! うわーん! 書いていて涙が出ました。


※本書は小説投稿サイト『トークメーカー』において開催された、一週間にわたる公開オンライン座談会の内容を大幅に編集し、新しい内容や補足を多々盛り込み、一冊の書籍として再構成したものです。


【各著者の略歴】

■架神 恭介 (かがみ きょうすけ)
漫画原作、小説、実用書まで、オールジャンルでの高い創作能力を持つ専業作家。執筆した実用書はベストセラーにも並ぶ。
主な著書に、『仁義なきキリスト教史』『よいこの君主論』『戦闘破壊学園ダンゲロス』などがある。

■泉 和良 (いずみ かずよし)
小説家、ゲーム制作者、ミュージシャンなど幅広い創作能力を有する専業クリエイター。制作したゲームは実に数百本とギネス級!
主な著書・ゲームに、『エレGY』『ボカロ界のヒミツの事件譜』『スターダンス』などがある。

■至道 流星 (しどう りゅうせい)
小説家、システム開発、会社経営などに携わる兼業クリエイター。50冊の著作があり、海外翻訳も多数。
主な著書に、『大日本サムライガール(全9巻)』『羽月莉音の帝国(全10巻)』『破滅軍師の賭博戦記』などがある。


【もくじ】

■第一章 生き残りたいなら、毎月かならず作品を生み出せ!
・サバイバル論の大御所たち
・毎月かならず商品を作れ
・創作活動のベースライン
・カネがなければ作品は作れる
・チャレンジの幅を広げよ
・小説家になる前の創作活動
・小説は儲からない
・毎月どのくらい創作するのか?
・結論、小説以外のこともやれ!
・生活コストをどこで確保するの?
・普通の小説家たちの裏側
・小説執筆は辛すぎる仕事
・第一章 編集後記

■第二章 サバイバルのための基本戦術
・すべての仕事で文筆スキルは基本中の基本
・執筆依頼は来るもの
・オファーが欲しければ作品を妥協するな
・小説家には持久力が必要
・生き残っていることを主張しよう
・アカウントを分ける意味
・日記だけでも仕事に繋がる
・第二章 編集後記

■第三章 ネットでの広報活動で必要なこと
・ブログを収入に繋げるには?
・Kindle化のビジネスモデル
・毎月作ることは、既存の商品の宣伝機会になる
・定期収入の確保は魅力的だが難しい
・クラウドファンディングでの宣伝
・『作者』のファンと、『作品』のファン
・ブログやツイッターで発信し、誘導して商品販売に繋げる
・作品を作りすぎれば逆効果になる事例も
・時代によって「いまアツイ」マーケットはある
・個人発の辛さと、商業の宣伝力
・ネットの広告効果は、世間の認識より低い
・第三章 編集後記

■第四章 創作者は傷を負いながらも、活動分野を広げていく
・バズっても作品が売れない理由
・消費コンテンツとしての寿命を長持ちさせるために
・狙ってしかけてもハマるわけではない
・積極性で機会を広げて生き残れ
・漫画はハードルが高いが宣伝力も高い
・新作発表とサバイブは同じ
・作品の受け手は、作り手を殺すことができる
・クリエイターの苦しみ
・たくさんの作品でリスクヘッジする
・活動分野を広げてゆく
・飽きないこと、作り続けること、分野を広げること
・第四章 編集後記

■第五章 創作への熱意を維持するための工夫
・小説家への理想や憧れは冷静に
・創作の原動力は
・飽きないために乗り換える
・これから取り組んでいくこと
・漫画の視点、小説の視点
・ゴーストが執筆すること
・創作者のマネージャー
・第五章 編集後記

■第六章 ムーブメントは神の気まぐれ
・二〇年にわたる創作歴、泉のケース
・小説執筆のコスパは悪いが、宣伝効果が高い
・個人名とサークル名の位置づけ
・小説家になるのは官僚になるより難しい
・数打ちゃ当たると一球入魂
・時代は向こうからやってくる
・初心は、自分が創作を楽しむこと
・第六章 編集後記

■第七章 創作者としての自分の心と向き合おう
・複数の柱を持つということ
・もはや創作だけしていればいい状況ではない
・セルフブランディングを意識せよ
・価値観の圧力
・生まれつきの向き不向きはあるもの
・ある有能なクリエイターの姿勢
・知名度やお金はゴールなのか?
・第七章 編集後記