動画クリエイターになるな!: Youtube/ニコニコ動画で生活する方法の研究 (トークメーカー新書)
価格: ¥0
Youtube、ニコニコ動画で生活を成り立たせることができるのか!?
本書は、動画制作の講座ではありません。
動画クリエイターとして成功するために、制作した動画をどうやって広め、どのように収益に結びつけていくかについて、さまざまな業界で活躍するクリエイターたちが議論を重ねていく対談形式の講座です。Youtubeに600個もの動画を投稿しているクリエイターや、ニコニコ動画で長く自分のチャンネルを運営しているクリエイターなどが、余すところなく動画界の現状を語ります。
まったく同じ作品でも、「700万」アクセスを集め世界中に拡散される場合と、「1000」アクセスしか集まらず誰にも見向きもされない現実があります。
それはなぜなのか。勃興したばかりの動画創作市場には、成功のために絶対に押さえておくべきことがあります。そのルールを、対談を通して一緒に押さえていきましょう。
※本書は創作サイト『トークメーカー』において開催された、一週間にわたる公開オンライン座談会の内容を大幅に編集し、新しい内容や補足を多々盛り込み、一冊の書籍として再構成したものです。
【もくじ】
■第一章 動くファンを獲得し、動くファンと共に戦え!
・動画をカネに変える方法を知りたい
・動画なら、直接ファンと繋がる
・キーポイントは「動くファン」にあり
・動画からの収益の手段
・面白い動画を作ればアクセスが集まるのか?
・起爆剤を用意せよ
・最初に人海戦術の基盤を作ろう
・ファンにも発信力がある
・ワンアイデアを一発当てる方法はあるか?
・動画クリエイターとして成功するための公式
・第一章 編集後記
■第二章 動画クリエイター界は裾野が広い
・他の誰かに紹介したいと思わせること
・拡散のしやすさも意識する
・伸びているジャンルに人が群がる実例
・横の繋がりが強いジャンル、そして飛び込むタイミング
・動画クリエイター界の現状
・猫は定番中の定番
・高校生が動画クリエイターとして生きると決断したら?
・動画は大きなメディアになってゆく
・品質を求めれば、安定させるのに時間がかかる市場
・選ぶジャンルの重要性
・七〇〇万再生動画の実例
・第二章 編集後記
■第三章 同じ作品でも、七〇〇万再生か一〇〇〇再生かに分かれる現実
・動画は他人に転載されてしまう
・動画内容とクリエイター本人が紐づくコンテンツが理想
・ゲーム実況のプラン
・ニコニコ動画では、カテゴリを守ったほうがいい
・動画を現実益な収益に繋げるには
・動画をどのように宣伝として活用すべきか
・事前にターゲット層を絞るのか?
・動画創作を時給換算してみると
・動画は収益そのものよりも、外側に広がる展開を狙いやすい
・第三章 編集後記
■第四章 作品のファンより、自分のファンの獲得を目指せ
・動画クリエイターを本業にすることは可能なのか?
・プロ作家が動画創作に進出するとしたら?
・政治的な主張よりも、政治用語の解説講座を
・ファンの具体的な動きを考えてみよう
・ボイスロイドの活用は?
・ファン獲得のための科学的なメゾットはあるか
・定期的な露出は王道にして必須
・ファンの気持ちになって考えないといけない市場
・第四章 編集後記
■第五章 ファンの獲得は、恋の駆け引きのようなもの
・ユーザーはPCからスマホへ
・動画コンテンツとツイッターの効用は似ている
・短くても更新頻度を早くすることが大切
・Youtubeとニコニコ動画、どちらを主戦場にすべきか?
・手を抜くこともプロ意識の一つ
・ファンの獲得は恋の駆け引き
・商品を提示できないコンテンツの販売方法
・第五章 編集後記
■第六章 クリエイターは、自身の負の感情と上手く付き合おう
・取り上げた作品の作者に、メディアの存在を教えてあげること
・コツコツ継続が何より大切
・クリエイターは負の感情をコントロールせよ
・コメントするのは若いファン、大人のファンは無反応
・クリエイター自身がコンテンツの素材になる強み
・記事の書き起こしは手軽なコンテンツ強化の一手段
・コネ作りの場を用意する
・ただ告知するだけでは、ファンの間にしか情報が行き渡らない
・運営側から見た二次創作への向き合い方
・好みのクリエイターに直接お金を渡せる仕組み
・第六章 編集後記
■第七章 今あらゆるクリエイターが最前線で戦うことを強いられ始めた
・動画創作は、ホッと一息つける環境はなかなか来ない
・炎上をマーケティングに採り入れられるか?
・炎上しても一カ月で皆忘れる
・炎上を乗り越えてこそ一人前
・メイキング作品も、クリエイターに紐づくコンテンツになる
・動画宣伝は、本の売上に貢献しなかった
・ブームに寄り添うことと、モチベーションを維持することの兼ね合い
・広告・洗脳を受け手側が自覚している?
・創作上のジレンマ
・クリエイターはマーケティングまで意識せねばならなくなった
・コンテンツは刀、クリエイターは刀匠
・第七章 編集後記