スマホを見る子どもの脳に何が起きるのか？

母親がスマホに夢中でアイコンタクトが不足する赤ちゃん、過激なコンテンツへの接触やネットいじめに傷つく子ども、ＡＤＨＤとの関係、ＳＮＳ・ゲーム・自撮りへの依存、尊厳を損なうメッセージが蔓延するティーンエージャー、犯罪と紙一重のフロンティアでのルール作り・・・世界最高のサイバー心理学者が教える！
科学雑誌ネイチャー、英タイムズ等、一流メディアが激賞！
世界１０カ国で大ヒットのベストセラー

依存、ＳＮＳ、ＡＤＨＤ、ネットいじめ、セクスティング・・・・・・あまりにも早いテクノロジーの進歩の中で、普段どおりに見える子供たちに何が起こっているのか？　インターネットの時代に子どもが健やかに育つには、親は何をすればよいのか？
「いつ子供にスマホを与えるべきか」は、現代の親の悩ましい問題になる一方、ＳＮＳやチャットなどを通じたネット犯罪、ネットいじめ、ネット依存などの問題が深刻化している。親世代とは異なり、子どもの世代はデジタルネイティブなので、親の常識が通用しない点が、理解をより難しくしている。
本書は、米人気ドラマ「ＣＳＩ：科学捜査班」のスピンオフ作品「ＣＳＩ：　サイバー」の主人公のモデルとなった世界的サイバー心理学者が、デジタル・テクノロジーが人間にどのような影響を与えるか、とりわけ子供の成長への影響を発達段階ごとに見ながら、子育ての中での効果的な活用法を語る。
２０００年から２０１５年の１５年間に、インターネットにアクセスする世界人口は７倍に増え、今や世界の半数近くが現実世界とサイバースペースを行き来している。その加速は止めようがない。しかし、インターネットの便利さの影には、子どもの発達に影響を与える多くの問題が潜んでいる。
インターポール、ＦＢＩなど世界中でサイバー事件に関わってきた経歴を持つ心理学者が、インターネット上で人間はどう大胆になるか、デジタルの時代に生きる子どもたちをどのように守り育てればいいか、現代社会が抱える問題をリアルに解説する。デジタル社会に生きる親世代の必読書と言える。