原作の第１巻をを３分冊した２巻目です。
前回から引き続き、面白くて話にのめり込み、
最後まで一気に読み進められました。
相変わらず地名が多く出て来るので、巻頭の地図を何度も
見返す事になりましたが＾＾；

今回はエラゴンとサフィラの絆が深まっていく様子が
前巻よりも深く描かれています。
新しい旅の仲間との出会いや別れを織り交ぜながら、少しずつ
前巻からの複線が明らかになる事で話に深みを持たせていると思います。
ただ、読み始めた所で少々話の先が見えてしまうような文章もあるので、
勘がいい方はもしかしたら『エルデスト』に繋がるお話のいくつかは
見えてしまうかもしれません。

が、それを差し引いても十分に面白いお話です。
２巻まで読んだ方は、ほぼ間違いなく３巻目も購入してしまうのでは＾＾；
純粋にファンタジーや最近のＲＰＧゲームに飽きてしまっている方、
是非読んでみて下さい。
和訳もとても読みやすいので、本を読みなれていない方でも
十分に楽しめる物語ですよ。