「あなたは英単語の正しい方法を知っていますか？」

この質問をした時、「はい！」と自信を持って言える人は、
ほとんどいないのではないでしょうか。

私たちは、英単語の暗記を数年間行いますが、
大多数の人が、英単語帳などを利用しながら学習を行う中で、
「この英単語の暗記法は本当に正しいのか？」という疑問を抱いたことがありません。

同時に、そのような勉強を行う中で、覚えた英単語を長期的に暗記することや、
実践的に使うこともできないという問題も抱えています。

「一体なぜなのでしょうか？」

その理由は、たったの一つ。

脳が喜ぶ英単語の暗記法を行なっていないからなのです。

私たちが、「足を速くしたい」と、トレーニングを行う際、
足が速くなるためのトレーニングを行い、そしてフォームを手に入れようとするでしょう。

それは、水泳でも同じことが言えます。

速く泳ぐには、速く泳ぐための練習が必要となるのです。

それを、英単語の暗記に当てはめてみましょう。

「私たちは、英単語を長期的に、そして実用的に使うための勉強法を行なっているでしょうか？」
「脳が喜んで英単語を暗記してくれている勉強法を知っているでしょうか？」

よく考えてみると、私たちは英単語を長期的に、そして実用的に使うための勉強法を行なっていません。

そして、そのような方法を手に入れることもできないでしょう。

そこで、「これから長期的に、そして大量に英単語の暗記をしたい！」と思う方に、
答えを用意致しました。

・目次

はじめに

序章　今すぐ英語の勉強法の常識を疑え！
・「集団行動」という罠
・日本列島は沈むのか
・英語の勉強法は二の次である
・英語の勉強法だけが悪いわけではない
・私たちに英語力は必要なのか
・努力が美化される日本
・「努力」は捨てなさい
・ゲームをやめない子供から学ぶ
・脳は、「しなさい」を嫌がる

第一章　英単語の勉強を行う本当の理由
・物事の本質を見つめるには
・フランスに関しての情報が突然現れる瞬間？
・情報を遮断する機能
・過去が今をコントロールしている
・脳は使いすぎると餓死する
・私たちは何を重要視すべきなのか
・日本人は意味のない情報を見つめている
・学校の先生は英語を話すプロではない
・言語とは何なのか

第二章　暗記力はこうして上げる
・英単語の勉強に対する考え方を変える
・目的からずれているから英単語が暗記できない
・暗記力は簡単に上がる
・自分で作り出す暗記力の制限
・自己評価が暗記力に影響を与える
・過去に作り上げられた信念が邪魔をする
・なぜ暗記力が悪いと思うのか
・英語の勉強に謙虚さは必要ない
・あなたはどこにいるのか
・自分の暗記力はどのくらいか
・目的地点は想像できなくて良い
・ホメオスタシスを味方にする
・現状を打破する目的地店
・暗記ができる自分になる
・セルフトークが自己評価を変える

第三章　記憶はこうして作られる
・「記憶」と「暗記」の言葉の意味は同じ？
・脳が喜んで記憶する方法論を探そう
・２５００年前から存在する記憶術
・３つの長期記憶パターン
・４つの記憶ステップ
・人間は記憶が下手？
・記憶は何度も繰り返すことで作られる
・重要なことしか記憶しない脳
・人の名前をすぐに忘れる理由
・英単語帳の単語は意味を持たない
・インパクトのある人は簡単に記憶できる
・五感を刺激して記憶を促す

第四章　正しい英単語の暗記法
・「変性意識状態」で英単語の暗記を行う
・逆腹式呼吸でリラックスしよう
・一瞬で変性意識状態に入るテクニック
・英単語の勉強中に音楽は最悪
・空海は１日１万回唱えた
・情動を絡めるとかなり強力
・トレーニング１
・英単語を脳内変換する
・トレーニング２
・人は暗記したことをその日に忘れる
・自分を褒めよう

第五章　睡眠が質の長期的な記憶を作る
・睡眠不足は頭を悪くする
・記憶は寝ている時に作られる？
・夢はただの記憶整理の作業
・リラックス状態を作り出す
・脳にこれから寝ることを伝える
・メラトニンの分泌量を増やす
・睡眠時間は８時間がベスト
・アルコールは眠りの質を狂わせる
・とにかく体を緩める

あとがき