近年行われた、ある調査では、日本国民の約７割が「英語を話すことができない」と回答しています。なぜ、私たち日本人の約７割が、英語を話すことができないのでしょうか？「英語の発音をよくする方法」「文法力を向上させるもの」などの内容の書籍が巷には溢れていますが、本当に現在の勉強法で、英語を話せるようになるのでしょうか？私たちが英語の習得をするためには、今までとは違う勉強法が求められるのではないでしょうか？

本書では、私たち日本人が持つ、「英語の常識」を疑い、「英語」という１つの言語の本質に迫っています。
今までの「英語の常識」を疑うことで初めて、英語を話すための方法が見えてくるのではないでしょうか。
著者である南山紘輝は、これまで固く信じられてきた英語の勉強法を全て疑い、現在４ヶ国語を習得しています。
一体何をすれば、私たち日本人は言語を習得できるのでしょうか？

著者　南山 紘輝（みなみやま こうき）
１９９３年　京都生まれ。関西の大学入学後、約２年間、フランスに滞在。フランス語を学ぶ事なく渡航し、約６ヶ月で、フランスの大学入学レベルのC1に達した。その後、南米コロンビアに短期滞在、２０１６年、総数１０カ国を周る。１年で約８００冊の書籍を読破し、世界中の英語勉強法の研究を行なった。オバマ元大統領、クリントン元大統領、タイガーウッズなど、偉業を成し遂げた人物のほとんどが学ぶとされるNLP（神経言語プログラミング）を学び、それらのテクニックを、英語の勉強に結びつけている。これまでの英語の勉強の常識を疑い、進化論、脳機能、心理学、言語学、NLP論、全てを総体した英語の勉強法を開発した。日本人が、「英語をコミュニケーションの道具」として、使えるようになるために、現在、活動している。


☆本書の構成☆
はじめに

序章　英語にテストはいらない

・英語脳とは何か
・日本人が忘れてしまったこと
・「英語」というコミュニケーションツール
・誰かによって作り出された常識
・常識を疑う習慣をつけよう
・文法勉強は一切必要なし
・英文法はイギリスから輸入された？
・英文法は古典である
・赤ちゃんが文法を学ばないのはなぜか
・テストが英語力を下げる理由とは
・英語にテストはいらない
・文法は学ばなくても１００点満点
・何から英語勉強を始めるべきなのか
・言葉の情報が世界を作り出している
・英語の世界観とは
・日本のお笑いは面白いのか？
・英語情報世界に入り込め！
・日本で英語習得はできないの？
・なぜ夫婦の顔は似てしまうのか
・仮想空間で英語を学ぶ
・海外ドラマを使うと英語力が伸びる？

第１章　なぜ「英語の勉強」は３日坊主になるのか

・なぜか続かない、英語の勉強
・果たして英語は必要なのか
・目的が人間を行動させる
・誰のためでもない英語の勉強
・ドーパミンと英語の勉強の関係性
・VAK理論でモチベーションアップ

第２章　リスニング力は環境を変えると向上する？

・英語を聞き取ることができない理由
・言語のパスバンド
・日本人は英語を言語として認識しない？
・英語を聞き取るのは不可能なのか
・日本語のボックスと英語のボックス
・日本語を使った英語の勉強は厳禁
・イメージが英語耳を作る
・体内振動でリスニング力アップ？
・「L」と「R」を聞き分ける赤ちゃん
・リスニング力アップのための最強道具
・自閉症を克服するほどすごい英語勉強法
・予想外が作り出す英語脳

第３章　英語を話すための勉強法は存在しないのか

・自己評価が生み出す自分
・自分が作り出すリアリティ
・英語の勉強をすることに自信がない理由
・なぜポジティブな人は英語ができるのか
・英語力の上達はこうして早まる
・自己対話を今すぐ変えよう
・今すぐ自分を変えるアファメーション術
・方法は後からついてくるもの
・盲点が英語勉強法を隠す

第４章　英単語帳が英語力を下げる

・英単語勉強の良くない現状
・単語の意味はすぐに変わる
・英単語は文章の中で暗記しなさい
・イメージが英単語力を向上させる
・英単語のラベルをつけよう
・五感で英単語を暗記する

第５章　「留学」はいらない？

・日本という国を学ぶための留学
・日本を外から眺める
・英語の本質を知る
・留学をする意味がない理由
・海外で常識を変える？
・留学をしても英語が話せない理由とは
・留学先で快適を求めるな

あとがき

☆読者限定特典付き☆

本書を読んでいただいた方に、特典を用意しています。

「特別音声プレゼントの内容」
①「英語勉強は何から始めるべきなのか」
②「英語をペラペラに話すまで、どのくらいかかるの？」
③「赤ちゃんが行なう無意識的にリスニング力アップ術」