宇宙創生から終焉(しゅうえん)までを描いた一大叙事詩で、ナムコが送り出すビッグタイトルRPG。『ゼノギアス』を制作した高橋哲哉が監督、脚本を務めたことでも話題を集めた作品。
今作の舞台は現代から数千年先の宇宙で、人類と敵対関係にあるグノーシスとの戦いが描かれる。そのストーリーはすべてフルポリゴン、フルボイスによるリアルタイム描写で展開。DVD2枚組みの容量で、非常に濃厚なストーリーが語られる。「A.G.W.S」という人型端末兵器や、「KOS-MOS」という戦闘システム(女性型戦闘アンドロイド)、そして「エイグス」と呼ばれる戦闘兵器など、作品のSF世界観、人間とグノーシスを中心に語られる人類への系譜など、深みのあるつくりが本作の大きな魅力だ。(田村 雅)
これはひどい・・・
★☆☆☆☆
シナリオ、演出、システム3部作中1作目と言うことを踏まえてもひどかった。ムービーが多すぎるうえゲーム性がない。
ムービーとゲームの比率が8:2くらい。感動させようとして失敗してる。
古いゲームだから当時はよかったのかもしれないが・・・
ゲームという装甲を施された最高のアニメ作品
★★★★★
高橋哲也氏は物書きであって、それ以上でもそれ以下でもない、ということを思い知らされるタイトルだ。
彼は物書きとしては紛れもなく天才だと思う。キャラクターや世界観の周到な設定、物語の回し方や盛り上げ方、どれをとっても完璧なストーリーテリング。
今度作品を発表される際には、是非坂口博信のようなゲームシステムを丸投げにしてもそこそこのバランスを保障してもらえる人に監修をしてもらうか、もしくは完全な映像作品にして劇場で公開する道を模索していただきたい。
私が仕方なくyoutubeの劣悪な画質でエンディングを観ざるを得なくなったのは、このゲームが言わばゲームシステムという装甲付のアニメ作品だからです。
このゲームでは大雑把にストーリーが語られるカットシーンとゲームパートとの二つに分かれているが、プレイヤーが操作しなければならないゲームパートは、物語と物語の間に無理やり挟み込んである感じで、この作品を無理やり「ゲーム作品」にしなければならないと思い込んだ作者がスタッフにその仕事を丸投げにした結果できたようなお粗末、かつ時間を浪費させるためにあるだけの「作業」だ。
それでも作品のストーリーを堪能したい人は、まるで薄給のために長時間こき使われる労働者のようにこの「作業」に付き合い、けなげにそれをクリアしていかなければならない。
時間を浪費したくない人は、このゲームの唯一にして強力な魅力であるカットシーンのみを取り出してアップしているyoutubeなどのサービスを利用するしかないだろう。(それはゲームに対する懸命なアプローチではない。「ゲーム作品」としての存在をユーザーに否定されていることを最も判りやすく表している例なだけだ。)
もし高橋氏がこのゲームを秀逸なストーリーをねたに社会人の時間を無駄に浪費させることを目的にして作ったのではないならば、彼はスタンスを変えるべきであろう。
彼は最高のストーリーを、ゲームシステムという消化不良の外皮に梱包して市場に出してしまった。
その実はあまりに厚すぎて、自分の時間を浪費して無理やりこじ開けるか、youtubeなどの「道具」をつかわなければ中身を味わうことも出来ない。
この作品の続編などを見るにつけ、高橋氏は自分の作品に対して悲しいほど不誠実な人間なのだと思わざるを得ない。
長篇SFRPG
★★☆☆☆
ヴェクター第一開発局KOS−MOS開発計画統合オペレーションシステム開発主任として行動する女性・シオンが、謎の物体“ゾハル”をめぐる戦いに身を投じていくRPG。戦闘はボタンをポンポンと押していくだけで様々な攻撃や必殺技が出せるのでテンポ良く進めて行けました。ブーストによる行動割込みが出来るのも面白かったです。ただ、逃走コマンドが無く特定のアイテムやエーテルを使わないと逃げる事すら出来ないのはどうかと思いました。シンボルエンカウントシステムではありますが逃げられる様にはしておいてほしかったです。また、ポイントによる強化システムはポイント自体がなかなか溜まらない事もあり少し面倒臭いな、という感じでした。
※暴力・流血シーン有り
★★★★☆
少し暴力的な映像が含まれていると書いてあったので、ホラー等が苦手な私は、内心ビクビクしながらプレイしました。
ですが、思っていたよりも怖くはなく許容範囲内でした。
ストーリーも良く、それなりに楽しめたと思います。(ただ、私の友人は血がでたりするシーンがあり、そこが無理だと言っていました。人それぞれですので、ご注意下さい。)
続編も出ているみたいなので、今度購入してみたいと思います。
映画の主人公になる
★★★★★
事前の知識もなく、中古ショップで偶然購入し、攻略サイトなど一切見ずにクリアした感想です。
キャラクターは非常にかわいく、ストーリーも密度が濃いので非常にのめり込める作品です。
RPGの王道とされているDQやFFなどとの違いはアニメーションの多さです。
自分で操作することと同程度にアニメを見ている時間があります。
映画というものは物語を見ている人がその作品に何ら影響を及ぼすことができませんが、
これは映画の主人公として物語を進めていくことになるので、映画と自分自身が協力して初めて一つの作品となるのです。
音楽も心に響くものが多く、感動できました。
ただ、ストーリーが非常に難しい話で、尚且つ、もっと簡単な表現ができる部分でもあえて難解な言葉を用いている部分が多々あります。
ある程度、話を理解するにはそれなりの博識が求められます。
ゆえに、成人向きゲームだと思います。
アニメを見ることが好きな人にお勧めです。