こころのクスリBOOKS 新版 よくわかる統合失調症
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●統合失調症は、10~40代の比較的若い世代に多く、
100人に1人がかかる病気です。
「思考や感情がまとまりにくくなる」「妄想や幻覚などが起こる」
「意欲の低下や自閉傾向が見られる」などの代表的な症状があります。
●患者本人、家族、医療関係者をはじめとする人々の協力と、
最新の知識をあわせることで、よい治療効果が得られることがわかっています。
●ただし、病気の性質や偏見などのため、
適切な治療と対処を行うことが必ずしも容易ではありません。
この本では、統合失調症に関する最新の知見を踏まえたうえで、
発症、受診、治療、回復に至る適切な道筋について、ていねいに解説します。
●病院との関係、通院や入院、治療薬、リハビリテーション、社会資源や福祉制度の利用など、
現場で実際に治療にあたる医師ならではの具体的な情報が豊富。
中でも、家族の接し方や、家族の悩みを減らす工夫など、
患者を支える家族へのアドバイスが充実。
白石 弘巳:1953年生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業。
同大学院医学研究科神経精神医学専攻修了。医学博士。
専門は精神医学、精神保健学。
正慶会栗田病院、埼玉県立精神保健総合センターで、
おもに統合失調症の患者の診療に従事したあと、
東京都精神医学総合研究所で家族支援や
精神保健福祉の法制度などに関する調査研究を行ってきた。
患者宅への家庭訪問や家族の交流支援などのボランティア活動にも携わる。
現在、東洋大学ライフデザイン学部教授。
東京都精神医学総合研究所客員研究員。