子どもには読んでもらいたいが・・・
★★★★★
非常に大きな字で(小学生向けですから大きいです)、短時間で読めました。
「ムカツク〜」
「ウザ〜い」
「ビミョ〜」
「でも〜」
「え〜」
「意味わかんねーし」
「意味ねーじゃん」
「だって・・・だもん」
本当に醜い言葉ですね。
小学生の親としては、本当に禁句も禁句、絶対使って欲しくない言葉なんですが、これが現場(小学校)では飛び交う常用語なんだからイヤになります。
当家で使っていなくても、教師側から注意もなければ、学校禁句にもなっていないから、当然のように子どもは感化されていつのまにか使うようになっていて愕然とします。
小学生になった1年生時代の担任に、「野蛮人」と言われて帰ってきたことがあります。「ママ?野蛮人って何?先生に野蛮人って言われた。」とても驚きましたね。
子どもに向かって、野蛮人と蔑視する大人が先生の時代ですし、各家庭の親の言葉も醜くなっていて、TVのバラエティーの芸人の言葉も過激な醜さが売れて儲ける手段ですからね・・・。
この本は、子どもに向かって「むかつくんだよ!」「うぜーんだよ」となんの躊躇もなく一度でも言ってたことがあるおかぁさん方にも、是非!
子どもには読んでもらいたいですが、子どもの手本になる大人(プラスTV情報のモラル)が変わらないと・・・・
心を鍛える
★☆☆☆☆
OK、心を鍛えてくれ。そして心が弱い人間を「あの人はかわいそうに、心の鍛え方が足りないんだ」と憐れんでくれ。もし、そんな馬鹿げた憐れみを持つような人間になるくらいなら、心が弱いままの方がよっぽどいい。この本に足りないのは、寛容さだ。心を強くする方法など、人間が思考能力を持った時から考え続けてきたことで、著者がどの程度「お勉強」してきたのかは知らないが、それらの葛藤や苦悩を、こんなしょぼくれた一冊で子供たち(彼らがどれだけ可能性に満ちた存在であるか、著者は本当に分かっているのだろうか?)に伝えようとすることは、はっきり言って有害である。大人が子供たちに伝えられることがあるとすれば、それは世の中について、私たちは「分かりませんでした」という敗北宣言ではないだろうか。少なくとも、この本のように知った顔をすることではないはずだ。
人生をしなやかに生きるために。
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「人の意見に左右される」
「人の目が気になる」
「自分の思っている事が口に出せない」
そんな自分を認めたくなかった10代の私。
半ば諦めに似た気持ちで、自身を納得させていた20代の私。
そして30歳になった私がこの本を手にして、「これじゃいけない」と思うようになった。
「樹木の構え」で人生をしなやかに生きたい。
齋藤マジックで心を鍛えよう!!
★★★★★
今うつ病など様々な心の病が深刻になっている日本においてこれほどの良書はないと思います。子ども向けに書かれていますが、大人にも読んで欲しい本です。なぜ羽生善治棋士は強いのか?なぜ佐世保の女児殺人事件が起きてしまったのか?全てこの本が解決してくれます。齋藤マジックで心を鍛えて「樹木のかまえ」を体得しましょう!!
良書です。子供にも大人にもお勧め!
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齋藤孝さんの子供に向けたメッセージ。今回は心のお話。
下記4点+αを読みやすい文章と分かりやい言葉で説明しています。
しかし子供に読ませるまえに親の私が読んでおいてよかった。
明日から言い訳をやめて禁句集を言わないようにして、
この本を子供の目の届くところにそっと置いておこうっと。
①良い心のかまえかた
②心を強くするとラクに生きられこと
③口癖にはターボ効果があること
④言い訳をしない大切さ