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家族はチームだもっと会話をしろ! 齋藤孝の「ガツンと一発」シリーズ 第 5巻

価格: ¥1,000
カテゴリ: 単行本
ブランド: PHP研究所
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大人も、自分を振り返ることができます ★★★★★
 子ども向けに書かれた本ですが、表面的な分かりやすい話だけ書いてあるのでなく、一文、一文、とても含蓄の深い智恵に裏づけられていると感じました。

 大人にも読み応えのある絵本があるように、この本もまた、子どもの成長や家庭のあり方に関心のある大人なら、きっと読み応えがあると思います。

 大人でも、自分がどのように育ってきたのか振り返り、大所、高所から見つめ直すことは、有意義です。この本は、自分を見つめ直すときの視点を提供してくれます。自分の変な癖に気づいている人には、どこでその癖がついたのか、フッと気付かせてくれます。気付かないままでは、次の世代にも、同じ轍を踏ますことになりかねません。どこに注意すべきが、そのポイントに気付くでしょう。

 例えば、自分が子どもだった頃、親は、どんな話を聞いてくれたか、くれなかったか。自分が子どものどんな話を聞き、どんな話を聞いていないか、改めて見直すと、とても大事なものが見えてきます。

 家庭をどう形作っていくか、課題をかかえた方にも、考えるための良い手掛かりになるでしょう。
平成の家族によるコミュニケーション枯渇を示す一冊   『初心LV95』 ★★★★★
家族ということについていかなるものなのかというのを教えてくれる本です。
反抗期な子供、自分一人で生きていると錯覚している子供、親=うざいとか、親=古い考えを持ったダサい存在と解釈している子供にとっては効果的です。  

親の立場の正当化という捉え方をする人がいますが、そう考えさせるのはおそらく時代のせいなんでしょう。
しかしここで言っていることは正論であって、いわば親としての基本的な考え方、見方を示した教科書です。
そもそも今の時代、まっとうな神経を持たない親が多いこと自体が不自然であって、この本が親の傲慢な押し付けだというのは明らかな間違いだと思います。
 
いかにパソコン、携帯電話が普及して知的に見える子供が増えたとしても所詮は子供。経験も未熟だし、得た情報の確実性も安定性もよく分かっていません。
それを直に教えるのが親の義務であって責任です。逆に言えばこのような基礎すら理解出来ぬ親は明らかに失格ですし、
傲慢な親の押し付けだの、作者はゆとりだのといったわざわざ偏った見方をする人が多いのであればいずれ国は終わるでしょう。 

ただこのような本を子供に見せると作者が自己中心的な考えを前面に押し出していると捉え、子供はますます親に対して嫌悪感を抱くと思います。
自分は束縛されて自由な立場じゃないんだと思い、肝心な内容を残そうとはあまりしないのではないでしょうか?
無理に読ませるより親自らが読んで、自分の責任や自信に繋げればよいのではないかと思います。
あるいは親の元から離れ、一人で生活している大学生にもいいのではないでしょうか?改めて親に対する見方が変わると思います。実際私はそうでした。

子供に押し付けて無理やり読ませたり目の前で読んだりして、「親に対する見方考え方を改善しろ!」という目的で使用するのはあまりしないほうがいいでしょう。
子供自らの意思で手にとって読んで初めて効果が及ぼすのではないかと思います。
それでも変わらない ★★★★★
子供の反抗期にほとほと手を焼いてます…。ので自分のために買いました。
まず思ったのが、自分が親としての『無償の愛の押し売り』をしているんじゃないかという事でした。そして、言葉のキャッチボールのところでは自分もボールを返してもらいたがっている、自分がさみしいんだなぁと気づきました。(このキャッチボールという表現が秀逸です。自分はやったらめったらノーコンで投げまくりといったところでしょうか?)
子供に、家族だからこうしろっていうのは、家族が薄くなっている中では親の都合のように取られる方そして子供もいるかと思います。どちらかといえば、親のほうが読んで、家族のあり方について、ちょっと立ち止まって、ゆっくりやっていこうやという気にさせられるそんな本なのではないかなと思いました。子供には薦めて読ませないつもりです。
今は、一人で寂しく壁キャッチボールですが、気持ちよく疲労するくらい投げ合いをしたいものです。
正直、羨ましい。 ★☆☆☆☆
著者は幸せな家庭に育ったんでしょうね。素直に羨ましくなる本です。「家族」の規範を再生産するこの手の本が及ぼす害悪についても是非考えてみて欲しい。勿論、生まれた時に近くにいる場合が多い「家族」が、幸せな空間を作っていることは、誰にとっても望ましいでしょう。しかし、このような本は、親の立場で読めば感銘も受け、実際得るところがあるかもしれませんが、それはあくまで親の立場の正当化であり贖罪であり、ある点においては押し付けともなり得るのです。子供にとって残念ながら不幸としか思えない親を持った場合(そしてそういう子供ほど、こういう本でさえ読んでみようという気になるのです)、親がこのような本で頭をいっぱいにしていることが、いかに耐え難いことであるか……。それを「例外」として排除しないだけの強いインテリジェンスを著者には示してほしい。もし持ち合わせているのなら。
子供に対し家族とは何かを教えてくれる本です ★★★★★
 
齋藤孝さんのガツンと一発シリーズ第5巻。家族のお話です。
前半は、子供の頃には気がつかなくて、親になると分かる「自分の親ってこんなに大変だったの?」と気がつくことがまとめて書かれています。後半は、今のように親のありがたみが分からなくなっている世の中での子供の義務を齋藤さんが提案しています。会話が大事だと。
引用されている「井村さんが自分の子供に残したメッセージ」は親心の根幹を垣間見る思いで心を揺さぶられました。

全体を通して、「そうだよなー」「まったくその通り」と共感させられ、読み終わった時に「家族は大切だよね」と思わせる本です。シリーズ一番のお気に入りです。

ちなみに、私(39才、父です)はこの本を図書館で読んで感動しシリーズ9巻すべて(2005/01/29現在)購入しました。リビングに置いて順番に読んでいたら、子供も順番に読み読み始めました。(しめしめ作戦通り。子供にこの本は良い本だから読め!とか言わないのがコツです。)