“入門書”で挫折した人のための C言語からはじめるObjective-C超入門
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Objective-Cの勉強を始める人は最近になって急速に増えてきましたが、多くの場合、あまりの難しさにあっという間に挫折してしまっているように思えます。Objective-CはC言語というプログラミング言語にいろんな機能を付け加えて強力にしていったものなのです。ですから、「Objective-Cを使う」というのはイコール「C言語は既に使える」というのが暗黙の了解だったわけです。よくてJava、普通はPHPやJavaScriptを少々ぐらい、中には「なにひとつやったことない」というような人が、「C言語はわかっているのが前提」という解説書を読んで挫折しないわけがありません。
本書は二部構成になっており、まずChapter-1でObjective-Cではなく「C言語」のプログラムの書き方、値や変数の使い方、計算の仕方、制御構文、配列やポインタ、構造体などの基本を覚え、Chapter-2でオブジェクト指向などのObjective-C特有の事柄について基礎から勉強していきます。
著者
掌田津耶乃:日本初のMac専門月刊誌「Mac+」の頃から主にMac系雑誌に寄稿する。ハイパーカードの登場により「ビギナーのためのプログラミング」に開眼。以後、Mac、Windows、Web、Android、iOSとあらゆるプラットフォームのプログラミングビギナーに向けた書籍を執筆し続ける。
目次
Chapter-1 C言語入門
1-1 まずはプロジェクト作成からビルドまで!
1-2 main関数と値・変数
1-3 制御構文をマスターしよう!
1-4 配列からポインタへ!
1-5 プログラムの構造化 〜関数と構造体〜
Chapter-2 Objective-C入門
2-1 Objective-Cのプロジェクトを動かそう!
2-2 クラスを作る!
2-3 クラスをさらに考える
2-4 テキストを扱うNSString/NSMutableString
2-5 NSDateと日時の扱い
2-6 NSArray/NSMutableArrayとオブジェクトの配列
2-7 辞書と集合のクラス
2-8 NSFileManagerとファイル操作
2-9 NSURLとNSURLConnection
2-10 NSTimerとNSThread
2-11 NSUserDefaults/NSCodingによる設定情報の保存