枕草子/方丈記/徒然草 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集
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「春はあけぼの……」一条天皇の中宮定子に仕えた宮中での生活を英知とユーモアの筆致で綴った平安の清少納言「枕草子」。「ゆく河の流れは絶えずして……」波瀾に満ちた人生を送り、鎌倉前期の大火や地震などの自然災害や人災に見舞われた体験を綴った最初の災害文学・鴨長明「方丈記」。「つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて……」鎌倉末期の無常観に基づいた随想や人生訓を鋭い洞察で記した兼好「徒然草」。現代の名手による新訳・全訳で収録。
解説=池澤夏樹
解題=枕草子…藤本宗利
方丈記・徒然草…浅見和彦
◎月報=上野千鶴子・武田砂鉄