地球の歩き方 C11 オーストラリア 2017-2018 【分冊】 4 メルボルンとビクトリア州 オーストラリア分冊版
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※この商品は、「オーストラリア」編の分冊です。「オーストラリア」編8冊がパックとなった合本も販売しています。詳しくは『地球の歩き方 オーストラリア』で検索ください。
タスマニア島にいついた植民者が、クジラ捕りや探検者から「もっと緑のある、豊かな土地がある」と伝え聞いて、海を渡り、ヤラ川のほとりに足場を築いた。1835 年のことだ。ニューサウスウエールズの総督は不法占拠だと怒ったが、植民者は増え、1851年にビクトリア州として認められた。当時の女王、クイーン・ビクトリアにちなんでのことだ。そのせいか、いまもって、オーストラリアのなかで、最も英国風の強い土地柄だ。
中心都市のメルボルンは、キャンベラができる1927年まで、オーストラリア連邦の臨時首都でもあった。また、1880年にはオーストラリア初の世界博覧会を開いているし、1956 年には南半球最初のオリンピックも開催している。歴史のあるこの町では、町歩き、博物館や美術館巡り、そして公園巡りなどを楽しみたい。無料トラムのほか、トラム1日券を利用すればかなり の広範囲を効率よく回れる。町歩きの途中におしゃれなレーンカフェでひと休みするのもアイデアだ。またメルボルンは移民街が多い町としても有名。チャイナタウンやギリシア人街、イタリア人街、ベトナム人街などで、本場顔負けの料理を味わおう。メルボルンからは日帰りでフィリップ島、ダンデノン丘陵、ヤラバレー、バララット、グレートオーシャンロードなどへのツアーが数多く出ている。こうしたツアーに参加して、「町の魅力+自然」を満喫するのもメルボルンの旅のスタイルだ。