「HIPHOP、R&Bクリエイター陣が安室奈美恵とコラボレートした」というプロジェクト、SUITE CHICの1stアルバム。フィーチャーされているのは、DABO、FIRSTKLAS、VERBAL(m-flo)といった21世紀はじめの日本のメジャー系ブラック・ミュージック・シーンを代表するアーティストたちであり、彼らの生み出すトラックは当然のように高いクオリティを実現している。安室ちゃんのボーカルもいつになくリラックスしていて、本来の実力をしっかりとアピール。コアなR&B~HIPHOPファンも、ぜひ聴いてみて。(森 朋之)
今聴いても新鮮
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発売当時はこの手の音楽に興味がなくて、このアルバムはパスしていたのですが、liveでも何曲か歌われていて馴染みの曲もあり、音源が欲しくて購入してみました。
STYLE、QUEEN〜、PLAY、PASSED〜を経て、改めて聴いてみましたが、このアルバムがなかったら今までの作品は多分できていなかっただろうと思えるものでした。
安室ちゃんの歌い方って、あまりこの頃と変わってなくて、変に甲高いこともなく、メロディを包み込むような綺麗な低音なのが良くわかります。
多分、昔より今発売された方が売れたんじゃないかな〜
安室奈美恵のバイオグラフィーからのレビュー
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このアルバムって、まさに「安室奈美恵」が歌ってる、というか採用したことに意味があるんですよね。
路線変更し始めたばかりで、世間ではまだアイドルが人気を謳歌してた頃。
今でこそしっかりとした立場になってますが、まさに当時はまだ手探り状態で、路線変更、というか彼女が本当にやりたい音楽を
これからやっていくにあたって、指針も何もなく、イメージは頭に広がっているけれど具体的なやり方がわからない、そんなイメージ。
挑戦することを決心しているし、スタートは切っているんだけど、っていう感じです。
そして、まさにSTYLEとこのアルバム時は、この際率直に言ってしまいますが人気は最も低迷していた頃だと思います。
けれどそこで手を差し伸べてくれる人がいる。
VERBAL、今井了介さんだったり、ジブラだったり。このアルバムの中での人気曲でもあるUh UhではAIちゃんと知り合うし、
そして今に繋がっていく、アーティストとしても多大な影響を与えられることになるミチコさんとも出会う。
そしてしっかり当時としては売上に繋がってるんですよね。
一部の人間しか黒い音楽は聞かないだろうし、そういう人は洋楽を聴いて邦楽に手を出す人はそんなにいないであろうし、
繰り返しになってしまいますが、歌い手であるアーティストが最も人気が低迷してる中でも。
そしてSTYLEに繋がっていき、…。
人気低迷時って周りの人間は次々に、きなくさく手を引いていくものですが、やはり安室さんの人望もあるでしょうか、(←言いすぎですか笑)
それとも見ていてくれる人はいたか。身捨てず手を差し伸べてくれる人がいた。
(雑誌でいえばpop teenとかviviとかwoonfin' girlですがこれは置いといて。)
そしてやはり名盤です。
このアルバムは、そしてSTYLEは安室奈美恵の路線変更からのキャリアの中でもかなり重要な位置に存在すると思いますね。
ある意味では当時とは異なった意味で貴重なアルバムかも。
今だと安室奈美恵というジャンルが確立されたのでこういう音楽は切らないですかねぇ…。
近頃でいうとbest fictionのso crazyのアレンジがとても好き。
最高にかっこいいゴージャスな奇跡がここに
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安室奈美恵がボーカルを務めて日本のR&BやHip-Hopを代表するアーティストやクリエーターが集結した最高にかっこいい1枚である。
まずボーカルが我らの安室奈美恵、そして、AI、ZEBLA(FIRSTKLAS)、VERBAL(m-flo)、DABO、今井大介、michico、中西亮輔などなどのヒットしたR&B楽曲には必ず名前が出てくるくらい有名な方たち。
このプロジェクトによって安室ちゃん本人も新たな安室奈美恵を見つけることげでき、新しい見せ方もわかったという。そして、このプロジェクトによってできた関係は安室奈美恵として作品として繋がってくることに。
SUITE CHICのメンバーとのコラボはもちろんのこと、安室奈美恵としてリリースする楽曲でもタッグを組む事も多い。特に#11「"Uh Uh,,,,,," feat. AI」のmichicoとは「GIRL TALK」や「WANT ME, WANT ME」等の今の安室ちゃんのSTYLEの楽曲を提供している欠かせない人となっている。
このアルバムは全17曲(内4曲はインスト)は全曲R&Bを全面に打ち出した曲達で安室ちゃんのアルバム「STYLE」よりも更にR&B色が強くなっているが「STYLE」が気に入った人はぜひハマっていただきたい!!
オススメ楽曲は#2「What’s on your mind feat. XBS」と#11「"Uh Uh,,,,,," feat. AI」がつんと歌う系と、さらっと早口にかっこ良く歌う、洋楽テイストな#4「baby be mine」と#9「Not This Time」です。
でも、1枚を通してぜひ聴いて欲しいです!!かっこいい!!オシャレ!!洋楽好きにもオススメ!!
彼女のターニングポイント的な傑作です
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安室さんの作品で「STYLE('03)」や「Queen of Hip-Pop('05)」など、フロア向きで野太いビートやサウンドが好きなリアルHIPHOP〜R&B指向の方であれば、うなってしまうこと間違いなしの大傑作であると感じます。
小室さん時代のメロディアスでJポップな作風や、耳当りが少しソフトになってきているとも感じられる新作「PLAY」が一番フィットされるという方には不向きな部分もあるかもしれませんが、逆にそういったファンの方にこそ本作の核心的な部分を聞いて頂きたいとも思えます。アグレッシヴなB系トラックだけではなく、スムースでチルアウトな大人のトラックも収録されているので、バリエイション豊富で緩急バランスも素晴らしいです。本物のラッパー&DJを交えたハードコアな彼女は、率直にかっこいいです★
永遠の名盤
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もう何100回聴きましたが今でも余裕で聴けます。
最近安室がまた注目され始めています。最近安室ちゃん聴き始めた!という方には是非コチラを聴いて頂きたい。
暇な休日はコレ1枚で、大人でリッチな雰囲気に包まれマッタリと流れる時間を堪能できます。
買って良かった!
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とっても、良いアルバムです!!
安室ちゃんが楽しんでるのが伝わるアルバム
(*^^*)
昔購入したやつを思い出して久しぶりに聞…
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昔購入したやつを思い出して久しぶりに聞こうかなと探してみたらない…実家にもない…ということで購入しました。
懐かしい!!
買って良かった
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もともと安室ちゃんが大好きでしたが、こちらには気付かずでした。安室ちゃんのインタビューでこのユニットに参加できたことで、歌うことがすごく楽しいと思えたみたいなことを言っていたので購入してみました。個人的にはとても好きです。いつもの安室ちゃんとはちょっとだけ違う感じですが、すごい離れてるわけでもなく、楽しいです。癒されます。
手に入って嬉しい
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すごく早く届いて嬉しいです。引退宣言からどこを見ても高かったり、在庫がない状態が多くGetできてよかった。
本作がリリースされた2003年頃、CC…
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本作がリリースされた2003年頃、CCCDを積極的に推進してきたAVEXだが、いつの間にかCCCDでリリースした作品を、型番そのままで普通のCDで再プレスしていた。Yahoo!Shopping内で検索して、いまだにCCCDと表記している販売店もあるので、注文前に数店に問い合わせて、回答が来た中で最安店に注文した。小室哲哉を卒業して安室奈美恵が試行錯誤していた時期の作品だが、気鋭の音楽クリエーター達を結集しながら、アルバム全体の統一感が保たれていて、当時から格好良さに魅了されていた。アムロらしくないという批判は当らない。それは、その後のアムロ作品が、本作を起点としているからだ。ただし、14年も経って改めて聴いたら、流石に時代に追い越されてしまったという印象は拭えなかった。本作に限らず、CCCD仕様で発売された安室奈美恵のアルバム・シングルも、今では大抵普通のCDで買えるようだ。それを知ったのも、引退発表のおかげ。どうにもやりきれない皮肉だ。