忍術からスパイ戦へ(図解版)
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歴代の武人知勇の結晶である忍術
温故知新、先人の苦心を思い知りえた著者が後世へのメッセージとして記す。
■目次
・自序
・忍術の本義
・忍術の本領と使命
・忍術の由來
・日本に於ける忍術の發達
・忍術の諸流派
・忍術の方法
・忍術の忍は忍耐の忍なり
・最後は肉彈戰
・忍術の方法
・草木の利用
・火の利用
・土地の利用
・金の利用
・水の利用
・天象の利用
・石と土の利用
・生きた人間の利用
・鳥類の利用
・獸類の利用
・虫類の利用
・魚屬の利用
・心を以て心を制す
・謀計と秘術
・陽忍の術 遠入りの事
・始計六箇條
・桂男の術三箇條
・如影術三箇條
・くノ一の術
・里人の術二箇條
・身虫の術二箇條
・螢火術三箇條
・袋飜術二箇條
・天唾術二箇條
・弛弓の術二箇條
・山彦の術二箇條
・敵中潜入の術
・陽忍の術 近入りの事
・敵陣屋へ忍び入る時の用意
・水月の術
・陰忍の術 家忍の事
・四季辨眠大要
・年齡と心行とにより眠覺を察すべき三箇條
・逢犬術
・歩行の中座さがし
・除影術五箇條
・忍び入るべき夜の事八箇條
・必ず入るべき四箇條
・陰形術五箇條
・家忍人配り三箇條
・用心二箇條
・下緒利用七術
・通路仕掛け六箇條
・武道精神の高揚
・忍術の練習法
・整息法と歩行術
・跳躍、飛躍術
・潜水術
・心身の鍛錬法
・内臟の練習
・毒物、いかもの喰ひ練習
・苦難に耐ゆるの練習
・武藝、遊藝百般の練習
・忍者の服裝と携帶武器及び道具類
・印を結ぶは精神の統一
・九字護身法
・印明護身法、其他
・大死一番の覺悟
・古今スパイ戰術の實際
・現代の國際諜報戰
・列國密偵戰時代
・ハート矢印の箱
・唖の手眞似、其他
・西洋の女スパイは邪道
・我が忍術の強さ
・斥候の智惠
・後藤又兵衞
・蒲生氏郷
・前田利家
・秀吉、瀧川一益を飜弄す
・信長、淺井と對陣
・人を見たらスパイと思へ
・敵のスパイに乘ぜられぬな
・忍術の精神力
・忍術と尚武錬成
・日本武術は完全な體育法なり
・武術は積極的護身術
・弓矢は骨董品
・素面素小手の試合に復れ
・武術改革の根本
・最後は突きの一手
・拳銃に向ふ時
・スポーツを廢して武術に復れ
・眞の武術が必要
・忍術餘瀝
・小武器の研究
・飛道具
・角手、隱し物
・鎖と分銅
・獨鈷(印度の武器)
・十手、實手、鉢割り
・仕込みもの
・投げ物と鐵扇
・短棒(鼻捻り、ひしぎ、六寸、手の内)
・短刀の使用法
・現代護身法指南
・生兵法は大疵の基
・先づ氣を落付ける
・不意の一撃
・死地に陷つて生きる
・多數の暴漢に襲はれた場合
・相手が兇器を有する場合
・私の神通力體驗
・忍術傳書目録