よくまとまっていておすすめです
★★★★★
おなじみKEY BOOKシリーズの頭頚部編。265症例。左にKEY FILM、右に症例説明・解説・鑑別という視認性の高い構成です。
側頭骨・頭蓋底・鼻腔副鼻腔・眼窩・舌骨上頚部・口腔中咽頭・唾液腺・喉頭下咽頭・舌骨下頚部・顎骨・小児の各章に分かれ、それぞれの部位の解剖の要点とともに、画像診断の対象となる疾患のポイントを簡潔に解説しています。解剖に関する記述も断片的ながら、最低限のことは一通り書かれており、重宝します。解説もわかりやすいです。
頭頚部分野の画像診断書としては、お薦めです。418ページ。4925円。初学者のころ読んで50時間かかりました。