作詞法や作曲法の本は数あれど、この本の最大の特徴は、作詞と作曲を横断的に行ったり来たりしながら学べることにあります。

歌は、歌詞と曲と両方が組み合わさってできているわけです。作詞だけとか、作曲だけとか、どちらか片方だけの視点では、調和の取れた歌をつくるのは難しいです。

作詞も作曲もするタイプの方にはもちろんおすすめです。
また、どちらか片方を学びたい方にも、もう一方も知っておくことで、詞の付きやすい曲、あるいは曲の付きやすい詞が書けるわけですから、おすすめなのです。

内容も、実際に作詞や作曲を練習しながら、読み進め(CDを)聴き進める構成になっていますので、非常に親切です。
ぜひ買っておきたい良書でしょう。

野口先生の本はやはり読みやすいです。
作詞作曲の初心者さんから、プロまで気軽に楽しんで読める内容です。
理論が苦手な方でも分かりやすく受け入れやすいと思います。
堅苦しくないのでとにかく飽きません！

付属のＣＤもいろんなジャンルが入っていますし、バラエティに富んでいます。
Track数99　というすごいボリュームでお腹いっぱいになれます(笑)
先生のオリジナル曲「幸せのバースディ」は私のお気に入りです。

これから作詞作曲にトライする方に大変オススメな本です♪

一言で言うと、すばらしい音楽本です。どこをどう読んでも参考になるでしょう。最高に楽しさや幸せの感性が感じられる、インスピレーションが湧きまくる作りになっています。ここまでハイクオリティーな音楽本を、ほかに知りません。音楽を、創造性という面からとらえたときに、初めてこの本の価値がわかるのです。創造性をこれでもか、と心地よく刺激してくれます（笑）良い感性がなかったら、良い詩も、良い曲も、生まれませんよね。そして、幸せな感性がなかったなら、人の心を打つような感動も生まれないでしょう。この本には、それがめいっぱい、つまっています。だから、すばらしいのです。なかなか表現しにくい、豊かな感性が、この本にはしっかりと、表現されているのです。この本を手にすれば、楽しくなり、幸せになります。そのぐらいパワーがある本です。また、付属のＣＤのクオリティーもハンパではありません。音源もものすごくよく、曲も洗練されています。単なる付属ＣＤではありません（笑）ＣＤだけでも十分楽しめるんじゃないかと思うくらいです。一生手元に置いておきたい、そんな本です。松・ＫＡＺＵＨＩＲＯ（調律師・作曲家）

作詞・作曲をどこから始めたらいいかよく迷いますね。
そんな人たちに、基礎からステップアップして行ける道標的な著作。
本やCDには、学びのヒントになる内容がたくさん収められており、
加えて、内外のポップスの歴史に関する記述も多く、
年齢を問わず音楽を作ってみたい人に良く効く内容。

著者の「作曲本」のファンで即購入。

作詞、作曲、または両方ともを考えられている方に迷わずオススメしたい一品です。
位置的には入門書ではありますが、内容的には末永く手元に置いておきたい本だと感じました。

作曲部について、「作曲本」より（前半は特に）かなり噛み砕いた内容で、音楽理論を勉強していなくても入りやすいようにという配慮が見られます。譜面の記載はありますが、ほとんどがＣＤと連動しており、音を確認しながら進める事ができるので、読めなくてもあまり問題にならないと思います。中盤以降はダイアトニックコードを中心に展開されており、個人的にももっと勉強したかった部分でしたので非常に参考になりました。

作詞部については、基本的な部分も押さえつつ、言葉力アップのためのゲーム感覚なトレーニング方等、非常にユニークな切り口もあり、読んでるだけでも楽しかったです。今まで作曲しか力を入れてませんでしたが、作詞ももっと力を入れてやってみたくなりました。

作詞、作曲の方法を知りたい方。また、始めてはみたものの行き詰って途方に暮れている方。その突破口がここにあります。

素晴らしい内容の本を出していただいた著者に感謝です。