実践!! 瞑想の学校: どうやって坐る?なにがはじまる?日常にどう生かす? (サンガ)
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いま瞑想は「マインドフルネス」と呼ばれて、企業で、病院で、学校で実践が始まっているが、そのおおもとである仏教の瞑想には2600年の歴史がある。本質は変えないまま受け継がれ、時代に応じて姿を変えてきている仏教瞑想の、伝統的方法と現代的方法を第一線の指導者が紹介する。初心者に好適な、本格的な仏教瞑想の入門書。
ネルケ無方
1968年、旧西ドイツ・ベルリン生まれ。曹洞宗・安泰寺住職。一六歳で坐禅と出会い、1990年に留学生として来日。兵庫県にある安泰寺に上山し、半年間修行生活に参加。大学のドクターコースを中退し、1993年に安泰寺で出家得度、「ホームレス雲水」を経て、2002年より安泰寺堂頭(住職)。国内外からの参禅者・雲水の指導にあたっている
プラユキ・ナラテボー
1962年、埼玉県生まれ。タイ・スカトー寺副住職。上智大学卒業後、タイのチュラロンコン大学大学院に留学し、農村開発におけるタイ僧侶の役割を研究。1988年、瞑想指導者として有名なルアンポー・カムキアン師のもとで出家。以後、開発僧として、瞑想指導者として活動
藤田/一照
1954年、愛媛県生まれ。現在、曹洞宗国際センター所長。東京大学大学院教育心理学専攻博士課程を中退し、曹洞宗僧侶となる。1987年よりアメリカのパイオニア・ヴァレー禅堂で禅の指導をし、近隣の大学や瞑想センターでも講義やワークショップを行なう。2005年に帰国。葉山で実験的坐禅会を主宰
島田/啓介
1958年、群馬県生まれ。精神保健福祉士(PSW)・カウンセラー、翻訳家、大学講師、ワークショップハウス「ゆとり家」主宰。プラムヴィレッジO‐メンバー(正会員)。農業をベースにした自給的生活と、体と心の癒しの提供に取り組む。1995年のティク・ナット・ハン来日ツアーの世話役の一人。近年はプラムヴィレッジ来日ツアーでの通訳なども務める
宮下/直樹
1964年、大阪市生まれ。富士山麓の古い神社の家系に生まれ、現在は社宮地神社宮司。臨済宗専門道場に通参し、坐禅修行。2012年より香港・タイ・フランス・ドイツのプラムヴィレッジのリトリートや、ワシントン・ボルチモアなどの在家サンガに参加。フランス・ドイツの僧院ではリトリート・スタッフとして働く。2015年「ティク・ナット・ハン&プラムヴィレッジ僧侶団来日ツアー」共同代表。2016年、タイ国のプラムヴィレッジで始まった「3カ月間出家プログラム」で出家
井上/ウィマラ
1959年、山梨県生まれ。高野山大学教授。京都大学文学部哲学科宗教哲学専攻中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)