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リーダーシップからフォロワーシップへ カリスマリーダー不要の組織づくりとは

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 阪急コミュニケーションズ
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:中竹竜二/著 出版社名:阪急コミュニケーションズ 発行年月:2009年02月 関連キーワード:リ-ダ-シツプ カラ フオロワ-シツプ エ カリスマ リ-ダ- フヨウ ノ ソシキズクリ トワ り-だ-しつぷ から ふおろわ-しつぷ え かりすま り-だ- ふよう の そしきずくり とわ、 ハンキユウコミユニケ-シヨンズ ハンキユウコミユニケ-シヨンズ 6967 はんきゆうこみゆにけ-しよんず はんきゆうこみゆにけ-しよんず 6967、 ハンキユウコミユニケ-シヨンズ ハンキユウコミユニケ-シヨンズ 6967 はんきゆうこみゆにけ-しよんず はんきゆうこみゆにけ-しよんず 6967 どんなリーダーでもフォロワーでもその組織のメンバーであれば必ず組織を変革することができる。全員がリーダーと同じ気持ちでいること。与えられたり指示されたりするのを待つのではない。最終的に決断を下すのはリーダーだが、常にフォロワーもリーダーと同じ
ゆとり教育世代における組織論(フォロワーシップ) ★★★★☆
 組織の生産性、主体性を向上することは永遠のテーマである。そのためには、リーダーシップのみならず、リーダーを含む組織構成員の育成、モチベーション向上、主体性の発揮が必要である。

 世の中の進歩や変化がスピードアップされている現代では、一人の全能のリーダーが全てを把握し決断する組織モデルでは変化に対応できない。そのため、リーダーシップスタイル(ファシリテーション型リーダー)、組織のあり方(フラット化、マルチリーダー、プロフェッショナルなど)に変化が求められている。

 従来のリーダーシップ論でも、部下育成や部下のリーダーシップの発揮、について語られてきた。また、主体性という観点では、プロフェッショナル論もある。

 本書では、『リーダー』という概念を補完する概念として『フォロワー』を定義し、リーダーシップとフォロワーシップを、リーダーの観点、フォロワーの観点から述べている。

 フォロワーシップについては1990年代から言われて始めているが、日本においても最近フォロワーシップが重要といわれ始めている。これは、リーダーとフォロワーという役割の定義が日本の現状にあっているからである。

 具体的には、ゆとり教育の中で育ってきた、若い人たちが社会人として世の中に出てきている。彼らは、ゆとり教育の中で自分のことを1番に考えさせられてきたために、自己中心的で自分本位である。一方で、学習やバイト(社会経験)においても、マニュアルに沿って実施することで容易に結果を得ることが出来たため、本質を考える訓練がされておらず、リーダーにはなり得ない。

 本書は、早稲田大学ラグビー蹴球部において、中竹監督という新しいスタイルのリーダーの下、個人一人ひとりが自分のスタイルを確立し、主体性を発揮し、大学選手権で2年連続優勝するような強い組織に成長した事例を元に、リーダーシップとフォロワーシップについて解説した本である。
リーダーシップとフォロワーシップの現実と限界 ★★★★☆
派手さはないけれども、チーム論、組織論として、実践を
踏んできた著者の経験がふんだんに事例として書かれており、
よくイメージしやすいです。

組織の長としてのリーダーシップ。競争を勝ち抜いて
そのスキルを見せつける立場の象徴としてのリーダー。

しかし、中竹氏は、「スキルとスタイル」に注目し、
スキルは点で、わかりやすいが、スタイルは、点のスキルを
むすぶ線である、として、スタイルの重要性を説いています。
この、スタイルの重要性については、氏が、名監督で強烈な
清宮氏の後を継いで名門ラクビー部の監督になったときから、
前任者のスタイルで構築されたメンバーとの関係に、一筋縄で
はいかなかった様子がうかがえる。

本書の構成は基本的には、
・リーダーが考える自分自身のリーダーシップ
・リーダーが考える自分以外のフォロワーシップ
・フォロワーが考える自分自身のフォロワーシップ
・フォロワーが考えるリーダーがとるべきリーダーシップ
について、著者のチームの経験を踏まえて論を展開しています。

西洋と日本の組織論にも触れており、大変具体的、実践的な
組織論になっています。フォロワーシップの生みの親でもありますので、
いわゆる経営論(リーダーシップ)と違った、チームで目的を追及する
形態の骨格を知ることができます。
知的財産権に触れる ★☆☆☆☆
RE Kelley"Power of Followership "(1992)の翻訳本と間違えて購入。有名な著書の邦訳と全く同じタイトルの名前で出版社の著者、出版社の神経を疑う
(RE Kelleyの訳者牧野昇氏の会社に、この著者は短期間寄食をしていたとのこと、RE Kelleyの本のことを知らないはずがない)。

折角買ったので読んでみたのだが、フォロワーシップという概念を、自分が初めて提唱したかのように書かれているので仰天した。
リーダーシップ研究において、初学者でもなければ知っている概念を、この著者は知らなかったようだ。
この著者が書いていることは、何もしないリーダーが良いリーダーであるというベッツィ サンダースの引用する老子の概念に近いようである。それから、フォロワーシップと言っているが、SL理論のような部下の成熟度に合わせたリーダーシップのことを書いているようだ。

要するに、RE Kelleyの唱えた概念とは全く違うことが、書かれているわけである。

あらゆる基礎的な理論を無視して「自論」を書くのは、それはそれで、意味のあることだと思う。しかし、「V.S.Sマネジメント」という概念?を唱えたり、「組織論の見直し」とかを書くくらいなら、もう少し勉強しないと「トンデモ本」に分類してしまう。

スポーツ馬鹿という言葉があるようだが、ここまでくると、それを超越している。
こちらも、怒りを飛び越えて、気の毒な気持ちになった。
ゴーストライター本であるとすれば、罪も軽いので、そうであればと願う。

とにかく、著者の将来や早稲田大学(人間科学部およびラグビー部)のネームに傷がつくことが心配であるので、1日も早く改めていただきたいと思う。
リーダーというポジションに向き合える一冊 ★★★★☆
今まで、マネジメントやリーダーシップに関する本を
何冊か読んできましたが
そのたびに、書いてあることはよくわかるし、
やらなくてはいけないと思いましたが、
どこかで、負担に感じる自分もいました。

歳を重ねてきたこともあり、だんだん後輩や部下が
増えてきているのですが
自分にはカリスマ性もないし、
強く部下を引っ張っていくような力もないので
不安に感じることも少なくありません。

この本を読み、すぐに理想の管理職や幹部にはなれない
かもしれないが、近づくことはできるかも、
と少し前向きに考えられるようになりました。

ビジョン・ストーリー・シナリオを共有し、
部下に自主性を持たせるように工夫すれば
組織は成長でき、目標も達成できるのではないか
と感じました。

面談のやり方や声のかけ方一つにも工夫するところがあり、
大変参考になりました。

中竹さんも書かれているようにこのフォロワーシップの
考えが究極かつ万能のマネジメントではないことは
確かですが、この本を参考にして、
一つずつ自分が考えることを実践していけば、
ともに働く仲間とステップアップできるのではないか
と思いました。
中竹監督のカリスマ性を感じてしまうマネジメント理論 ★★★★★
会社組織の経営はスポーツにおけるチーム運営にたとえられることが多いですが、個人的には「ゴール(=勝利)が明確」でそれに向かって一丸になれる学生スポーツと多様な価値観を許容する企業経営とは相容れないものがあるという認識が強く、ビジネス誌などで取り上げられる美談を眉唾で見ていた一人です。

本書はふとしたきっかけで中竹監督のインタビュー記事を読む機会があったため。

モチベーションの設定やパフォーマンスのあげ方など共通する部分は確かに多いなぁと感じました。
強烈なリーダーシップを発揮した清宮氏の後任となった中竹さんは「日本一オーラのない監督」と自ら自嘲する通り、カリスマ性が薄いタイプ。とはいえ、そもそも大学時代にはキャプテンに選ばれるぐらいだから他人にはない何かがあるのではないだろうか。
「清宮さんよりは」カリスマ性がないという程度であろうと思うし、当の本人も「日本一オーラのない監督」というキャッチフレーズを自虐的に留めず戦略に転化しているところにしたたかさを感じてしまいます。

そんな本書は「期待に応えない」「他人に期待しない」「できないことはやらない」と常識とは正反対のフレーズの連続。その根底にあるのが「フォロワーシップ」への注目という流れになっています。それが著者による大学選手権2連覇という実績に結びついているのが本書、本理論の信憑性を高めることになっているのでしょう。

大学ラクビーに詳しいわけではありませんが、常勝早稲田ではなく弱小チームであったらこれほどまでに注目を集めることもなかったではないでしょうか。そこに中竹監督のカリスマ性を感じてしまうのは私だけ??