危ない世界バブル 週刊エコノミストebooks
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米国や日本における歴史的な株価の上昇を支えているのは、各国の中央銀行が世界にばらまいたマネーだ。だが、その裏にある膨大な債務が、新たな金融危機を引き起こす火種となる。 本書は週刊エコノミスト2017年11月7日号で掲載された特集「危ない世界バブル」の記事を電子書籍にしたものです。
目 次:
はじめに
・金融緩和が招いた「債務中毒」 近づく臨界点に打つ手なし
・マネーはどう動く【インタビュー】寺島実郎(日本総合研究所会長)
・官民「2大バブル」 市場への政府介入で膨らむ公的債務 過剰な金融緩和で民間債務も膨張
・株高・債券高・不動産高の落とし穴 五つのバブル「HIEER(ヒア)」の恐怖
・米欧の資金循環 欧州勢の米社債投資 ユーロ圏金利上昇で逆流も
・「米ローン3兄弟」 「自動車」「学生」「クレジット」にリスク
・積み立て不足の米年金 州・地方政府の不足額は1.8兆ドル
・「黄信号」のオイルマネー 原油価格低迷に苦しむ産油国 海外資産取り崩しでマネー逆流も
・くすぶる中国リスク 米緩和縮小で人民元安圧力 マネー流出で信用収縮も
・「欧州発」危機 不良債権処理遅れるイタリア 総選挙で「EU離脱」不安も
・カタルーニャ問題 独立強行なら財政悪化や企業流出
【執筆者】
松本 惇、池田 正史、平山 賢一、長谷川 克之、吉川 雅幸、青木 大樹、石原 哲夫、畑中 美樹、宮嵜 浩、安達 誠司、大槻 奈那
【インタビュー】
寺島実郎