進化する3本の剣を駆使して、臨場感あふれるスリリングな戦闘が楽しめるアクションRPG。本作は、2003年9月にリリースされたWindows版『イースVI -ナピシュテムの匣-』をPS2に移植したタイトルで、イース1から5までの設定を包括しながら未知の世界を舞台にした主人公アドルの冒険を描いている。
成り行きで海賊船に乗り込んだアドルは、秘宝を求めてアトラス洋の難所を目指していたが、敵対する艦隊の砲撃を受けて海に投げ出されてしまう。大渦に飲み込まれたアドルがたどり着いたのは、自然と共に生きるレダ族が住む美しい孤島で、彼は有翼人の伝説とその大いなる遺産の謎に迫ることとなる。
アドルの武器は3本のエメラス剣で、敵に合わせて突き/回転斬り/斬撃の3種類の攻撃が可能。3Dの特徴を活かして、ジャンプ斬り、ダッシュ斬り、ダッシュジャンプ斬りといった爽快感のあるアクションが展開される。
Windows版からの変更点は、アニメムービーを全てCGムービー化、登場人物のフルボイス化、新キャラクターの追加に伴うシナリオの追加や新ダンジョンの登場など、多くの新要素が盛り込まれている。(Rei from Chiba)
良作
★★★★☆
筆者はこれが初イースだったので、それを留意頂きたいです。
よく言われるように、確かにPS2ゲームにしてはボリューム不足が否めないです。かといってやり込み要素を設けているわけではないですし。(といいつつ、ラスダンまで到達してからはアドルの最大HPを上げるのにハマっていた時期がありましたが。)ですが、最近のRPGはストーリーが長すぎるものが多いので、時間のない人にしてみれば丁度いいくらいではないでしょうか。短くてもテンポは良かったので、筆者はこれで良かったのではないかとも思っています。
難度は低めではないでしょうか。1と2を後にプレイしましたが、あれと比べれば、初心者でもごり押しで攻略は可能です。レベルMAX、装備最強、剣最強状態にしておけばラスボスに負ける理由が見当たりません。(難易度を上げていれば別ですが。)それでも自信がなければチートモードで開始するという救済策がありますし(笑)。
ただ、ボス前ではレベル上げに勤しんでおかないとダメージすら与えられないという事態に陥ることが多く、やや作業プレーになりがちなことがありました。道がわかりにくい上、長くて敵の強い緑水洞を潜り抜けた先のボスに1ダメージも与えられなかった時には涙目でした。
大きな不満点をあげるとすれば、PS2版で変更されたCGムービーでしょうか。イースのアニメ風の絵柄に惹かれて購入したのに……。あの絵柄にあのムービーは要りません。OPもPC版のものと比較しましたが、明らかにあっちのが作風と合致してると感じられました。リアルに拘るFFならいいですけど、イースにCGムービーはキモいの一言です。
音楽は良曲ですが、1や2と比べれば少し静かな印象があります。DVDだけあって個人的には壮大で美しいのですが、人によりけりでしょうか。
アドルが三頭身!?
★★★☆☆
ゲームそのものの出来は、良好です。全キャラフルボイスも、PS2ならでは。
しかし… アドルが可愛くない。なんで三頭身?なんでCGグラフィック?キモいよ。コワいよ。 やりはじめて、何故か感情移入できない原因は、これだと思います。 『モンスターハンター』みたいで、悲しいです。 海外向けの作りなのかな。
音楽はキレイだけど、大人しい。『イース5』に近い。 だから全然、気分を昂揚させてくれません。
あと移動魔法か道具がないのが、わずらわしい。 村と町の【ポイントワープ】くらいは、用意しといと欲しかった。
評判の悪い【ダッシュジャンプ】ですが、これの修行に二時間くらい使った気がします。
今までのイースらしからぬ、ストレスの溜め方です。 ただ、【これからのイース】はアクション性が高くなっていくように思うので、意識を変えるべきなのかもしれません。 感覚的には昔のMD『ランドストーカー』を思い出しました。
付録のサウンドCDの出来は、微妙です。なんでSEとか入れるかな。
…とまあ、目についた不満を書きましたが、【コナミ・イース】は概ね良好です。 アドルが二頭身でなかったのが、個人的にどうしても耐え難かっただけです。
RPG
★★★☆☆
大渦に呑み込まれ、見知らぬ島に漂着してしまった冒険家・アドルが、”ナピシュテムの匣”を巡る戦いに巻き込まれていくアクションRPG。最初から裏技を使えるモードが搭載されているので、コマンドさえ知っていればパラメーター最強や敵が無力などの有利な状態で始める事も出来ます。やり始めて難しいと感じたら利用してみるとイイかもしれません。基本的な操作自体は簡単ですが、ダッシュ斬りは出しにくかった気がします。
かなり面白かったです
★★★★☆
中古屋で3000円くらいで購入しました。
シナリオは良く分かりませんでしたが、バトルが面白かったです。敵をバッサバッサ斬っていくのが気持ちよかったです。ただ、ボス戦の前の修行の時、敵をバッサバッサ斬るのはなんか虚しかったです。聖剣伝説3にも似ていました。グラフィックもなかなかリアルだし、キャラも魅力的。特に女性キャラが・・・。道行くキャラ全てに声が存在するのも面白かったです。全員しゃべりました。大物声優が一言二言で出てるワケじゃないので、知らない声優ばかりでした。もしくは大物が出ているのが気付かなかったかのどちらか。
マップは2次元マップをひたすら進むのかと思っていましたが、2次元の様な3Dでした。ジャンプして石柱を渡って行く部分があるんですが、そこが難しかったですね。結構、操作に技術を要すると思います。RPGというよりアクションかなぁ〜。
初回限定版にはCDも付いてきます。
懐かさ漂うRPG
★★★★★
1)ストーリーもややこしくなく「赤い髪のアドル」が漂着した島の人達を謎をからめて危機から救う。
2)舞台設定も2つぐらいの島と何カ所かの洞窟を行き来する。(そのぶん短めですが)
3)武器、戦闘も小難しい魔法・スキル等もなくただ3本の剣だけ。アイテムもHP、麻痺等の数種類の回復だけ。
と、近頃では見られない初期昔のRPGの匂いがし何だか懐かしく思われました。もちろん内容は面白くグラフィックは今のクオリティーなので二重丸です。