武家の故実典礼に詳しい伊勢貞丈が1761年に様々な分野の知識・秘伝・起源を集めて書いた「安斎雑考」より、
射芸書「求身抄」の部分を抜粋した電子書籍。
底本は明治33年発行の今泉定介・編集版を使用。
著者・伊勢氏は1784年に、編者・今泉氏は1944年に死去し著作権保護期間終了のパブリックドメイン本となっているものです。

底本は漢字・カタカナで構成されていましたが、旧漢字から新漢字、カナカタから平仮名へ書き改め、また句読点も加えました。
元が古文書ゆえ、理解、判読に難しい箇所も多く、研究のため底本の文章も画像データとして掲載。
改定文章と元文章を比較しながら、研究・学習可能となっています。

ページ数は少ないながら、日本最古の武芸と言われる弓術・弓道の歴史を感じることが出来る作品です。
特異な書籍ゆえ、購入前にサンプル版の試読をお勧めします。
底本の文章画像データの文章は少し小さめのため、携帯端末では少し読みずらいかもしれません。