弓術・弓道 竹林射法大意
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大正9年に死去した日置流竹林派の屋代〓(〓は金へんに「丈」)三氏による弓道書。
死去50年のため著作権切れになっていた弓道古書を電子書籍で復刻しました。
屋代氏は日置流尾州竹林派の本多利實氏を師に持ち、東京帝国大学、学習院の師範だった人物。
病気で伏し、再起の見込みないと自身の弓道の知識を後生に残すために書かれた本書。
死去後の大正11年に発行。本電子書籍は昭和13年発行版を底本としました。
大正時代に書かれたものゆえ、旧漢字や難しい言葉遣いがありましたが、
旧漢字は新漢字に改め、一部文章を分かり易く改訂しました。
弓道古書は理解することが難しいですが、助けになれば幸いです。
内容は3分の1ほどが弓道の本質、弓道を学ぶ上での心構えなど、
3分の1が弓道の技術的な教本、3分の1が用具の説明、弓術の歴史となっています。
屋代氏は初学者向けの弓道書として書いていますが、
竹林派以外の流派や昔の中国の弓術の教えを交え書かれており非常に面白く読めるものであると思います。
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