成績が落ちる学習塾の見分け方: 学習塾選びには仕組みと本質の理解が必要です
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学習塾は乱立気味で広告も多く、どこの塾へ通わせたらよいか迷っている方も多いのではないでしょうか。
学習塾を選ぼうとするときに、広告などにある「○○高校△△名合格」というのはあてになりません。合格者数水増しなどはどこの塾でも大なり小なり何らかの手段でやっていることです。
学習塾を選ぶ基準は、何と言っても塾へ通う本人に必要な教育が受けられるかどうかです。
なぜ学習塾へ通わせるのか、その目的を今一度考えてみてください。
そして、目的に合った塾を選ぶためには、学習塾の仕組みを理解しておく必要があります。
これは家電製品選びと同じことです。
例えば、目的に合った掃除機を選ぼうとするならば紙パック式とかサイクロン式とか吸引力などを調べますよね。それと同じことです。
学習塾も「本質」は普通の営利企業で、教育という「サービス」を「提供」して月謝をもらって利益を出します。
その「サービス」がどのようにして提供されているかを理解した上で、個別指導とか集団指導とかを選択すべきでしょう。
学習塾の大部分は、経営者が自分たちを「教育者」であるとしか思っていないふしがあります。その結果、親御さんと契約したとおりの「サービス」を提供する義務を忘れています。
ただただ子供に勉強を教え、勉強させればよいと思っています。
そして、契約どおりのサービスを提供できていない部分のせいで子どもは成績を落とすのです。
学習塾選びは、学習塾を学校の延長ではなく「サービス業」として客観的に見て、その仕組みと本質を理解する必要があります。
学習塾でアルバイトをしようと思っている方にも読んでいただきたい本です。
(目次)
第1章 学習塾のサービス提供の仕組み
第2章 目的に合った塾を選ぶポイント
第3章 塾選びは「お店選び」と同じ
第4章 自習ルームの大きな落とし穴