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新版 クラシックCD 演奏家篇 (文春新書)

価格: ¥1,260
カテゴリ: 新書
ブランド: 文藝春秋
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宇野が、目障り ★★★☆☆
音楽好きには当然面白い本ですが、宇野の不見識にはうんざり。彼のオケに対する意見は、まともだと思いますが、如何せん全くの器楽音痴。リリー・クラウスや、前橋汀子を、ごり押しする様は、滑稽を通り越して哀れです。大体「クラシックcdの名盤」に「バッハの器楽曲に共感をあまりおぼえない」などと書いてる人が、評論をしては迷惑です。宇野がいなければ、もっと真面目に楽しめた本だったと思います。
買う価値はあり ★★★★☆
旧版を持っている人が買うかどうかは考えどころですが、持ってない人は買う価値ありです。
旧版からどうしても得心が行かないのはどうして宇野氏のワルターの評価が★★★★☆なのか
ということ。
老いて盛んな宇野功芳 ★★★★☆
9年ぶりの全面改定で新版となった本書。
ページ数のボリュームもアップしたが、お値段もボリュームアップはやや頂けない。
宇野、中野、福島、3人の価値観も感性も異なる評論家が、同じ演奏家について批評しあう本書。曲目別の「クラシックCDの名盤」より、演奏家別の本書の方が、評論家ごとの好き嫌いが明確で面白い。
本書で新たに取り上げられたのは、セル、カイルベルトなどのかつての巨匠から、アバド、ノリントン、ティーレマンにヤルヴィと言った現代のスターまで多彩。
「ぼくはCDを聴き始めてから30秒で善し悪しがわかる」と前書きに記した宇野功芳。本書でも宇野節は炸裂しており、コアな宇野ファンとアンチ宇野にとっては、老いて盛んな宇野の文章を読むだけでも、旧版を持っていてもこの本を買う意味があるだろう。例を挙げれば、吉田秀和が「専門家のための専門家的音楽家」と激賞した、ジョージ・セル。福島、中野の両氏も高評価だが、宇野の評は、「面白くない」、「この指揮者には才能がないな」「セルは何を聴いてもつまらない」などとカラヤンや小澤征爾以上の酷評。このトンガリぶりは、いやはやお若い。
本書の良心といえる中野雄氏の批評は、旧版と同様中庸で、クラシック初心者は氏の評をまず参考にすべきだろう。
福島氏は前作同様クラシックオタクの視点からの批評。旧版では、フルトヴェングラーの酷評が印象的だった旧版だったが、本人の文章にもあるように新版ではずいぶん丸くなっている。
本書は、ある程度クラシックを聴き慣れている中級者以上にお勧めしたい。偏向的な論調は初心者には毒になり得るからである。
概ね満足 ★★★★☆
クラシックの演奏家に着いて語ることは難しい。
正確無比な演奏をすれば「機械的・冷たい」て言われ、情感たっぷりにルバートをかけて弾くと「あざとい・楽譜を無視してる」と言われる。
この困難を避けるためには、各作曲家の作品の演奏史や音楽語法を理解しつつ、自らの体験を素直に語ることが必要となる。
この本もそれに則って書かれている。
旧版に比べたら、指揮者が大幅に増えて中々読み応えがある。
中でも中野雄氏は自らの体験(著名な演奏家や関係者との談話)が豊富に書かれている。
宇野氏が嫌いな方でも読んで損することはないだろう。
ただ、ピアニストのフリードリッヒ・グルダが載っていない事が何故なのか、未だによくわからない。
px4さんへ反論 ★★★★★
px4さんのレビュー読みました。
あのCDはブラームスとのカップリングで、ジャケットには大きく「ベートーベン
トリプル コンチェルト」とありますが、その下に「ブラームス ダブル コンチェルト」と書いてありますので、旧版ともども間違いではありませんよ。