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モーツァルト:序曲集

価格: ¥1,050
カテゴリ: CD
ブランド: ワーナーミュージック・ジャパン
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モーツアルト作曲の歌劇の序曲を全て聴ける、という実にありがたいアルバム ★★★★☆
1980-95年、アムステルダム、チューリッヒ、ウィーンで録音。モーツアルト作曲の歌劇の序曲を全て聴ける、という実にありがたいアルバムだ。

元々の演奏はアーノンクールのモーツアルトのオペラ全曲集から取られていて、1980年の『イドメネオ』に始まり、1995年の『牧人の王』まで15年間の蓄積によるものだ。まさにアーノンクールのモーツアルトのエッセンスが全て取り入れられている、と言っても間違いはない。また、アーノンクールは実際の上演とアルバム録音とをリンクさせながら実施する傾向があり、舞台での経験もこの中には十分加味されていると言えるだろう。

どうしても好きなオペラの序曲を集中して聴いてしまうが、本領を発揮しているのはむしろ初めて聴くオペラの序曲のように思える。アーノンクール独特の『熱さ』が出た作品だ。
新鮮な火花の缶詰 ★★★★★
モーツァルトのオペラは、滅多なことじゃ楽しめない気むずかしやになってしまった人間をも楽しませる。それはこの「天才」を構成する影の主役である「職人魂」のなせる業だ。彼はこう言っている。「何よりもまず、音楽でなければなりません。」つまり彼は、どんな深遠な真理を表現するときにも「愉悦」が漂ってなければならないと感じたのだ。従って彼は自己表現する際、精神にリズムとハーモニーを教え込まねばならなかった。この「自己規律」を必然と感じさせたが故に、彼は音楽を愛し、音楽もまた彼を愛した。それゆえに「我々はモーツァルトを愛す。」

オペラの序曲集には彼の音楽全体の入門という意図があるのかもしれない。僕自身、このCDでアーノンクール指揮モーツァルトの良さを知った。ヘッドフォンで聴いていたところ、頭の中で火花がはぜるような瞬間が二、三度あったのだ。音楽が意識に高揚をもたらすのは知っていたが、新鮮さをもたらすこともある、ということはその時はじめて知った。

フィガロ序曲の落ち着き振りは思わず微笑みたくなるほどだ。この曲の最後の「これでもか、これでもか」と畳み掛けてくる部分は聴く者に至上の勇気を与える。僕の知る限り、この曲はモーツァルトの業績の中でも最高の成果だろう。「頭を上げろ」真の芸術家のメッセージにはすべてこれが含まれるのだが、ここまで執拗に説得されると、誰しも「そうかな」という気になる。モーツァルトの理想主義は、どんな頑固な敗北主義をも溶きほぐしてくれる。
貴重な一枚 ★★☆☆☆
序曲集としては、内容の充実した一枚。ただ、人気のフィガロの結婚は、丁寧ではあるもののテンポが遅く、いまひとつといった印象を受ける。
貴重な一枚 ★★☆☆☆
序曲集としては、かなり充実しているが、人気の高いフィガロの結婚は、丁寧ではあってもテンポが遅く、今ひとつの印象を受ける。
お買い得 ★★★★★
モーツアルトがオペラのために書いた序曲ばかり11曲をまとめた貴重な一枚です。ここまで、揃っているCDは滅多にありません。また、各録音はそれぞれオペラ全曲録音からの抜粋となっています。

演奏はアーノンクールだけあって、派手(やや、バロック風な演奏)さはありませんが、完成度が高いものとなっています。

大変お買い得と思います。