PS2ではなくPSクオリティーの画面が、懐かしのRPGっていう感じ。ただし、PS2とは違い、CDの読み込みや画面の切り替えが非常に早くストレスなし。操作性が非常によく感じます。最新の画像が奇麗なRPGに比べて、やりたい操作ですぐ画面が追い付いてくる感じです。イライラ感が全くありません。物語の進め方も、分岐点があったり内容が豊富。私はこのシリーズ知らなかったのですが、クリアしたら続編なども購入してみたいと思います。

個人的にこのゲームをつまらないと思ってしまう方がいるのは残念に思います。
確かに年齢などの関係で『テイルズをやり始めたのがエターニアとか、ＰＳ２からだ』などという方には戦闘も二段斬りしかできないし、
グラフィックも汚いとお思いになるのも当然だと思います。
しかし、このゲームが発売されたのがいつなのかもう一度考えてみてください。
その当時のゲームと比べれば、どれほどスゴかったのかがわかると思います。

その他の評価として、微妙な人間関係を描いたりしていて物語の内容は濃く、スケールも壮大でとても面白いです！
なによりストーリーの途中にあるアニメーションデモや、ＯＰは素晴らしいものになっているのでテイルズ系の絵が好きな方は気に入ると思います。

自分としてはリメイク版もおもしろかったのですが、デスティニー２に話を繋げるために少々アレンジされてる部分もあり、純粋なリメイクではなかったので少し残念に思いました。
なので、もしテイルズ好きで初代のデスティニーをやった事がないのなら、多少のやりにくさはあれど、テイルズの歴史を感じるために一度プレイしてみてはいかがでしょうか？

最後にデスティニー好きとして、評価する方々には現在の基準だけでなく、当時の基準も念頭に入れてプレイをし、そのうえでこのゲームを評価して頂けるとありがたいと思っています。

ストーリーは結構作りこまれてると思います。一応勧善懲悪ながら、ちゃんと独特の世界観持ってるし。某人気キャラの裏切りを軸に展開してるのも好きでした。何気にエンディングまで手が抜かれてません。
キャラはかなり人間らしいほうだと思います。変に美化されてません。キャラ相互の絡み合いが濃いのも印象的でしたね。ただメインに比べ一部サブキャラの扱いには目を覆いたくなるものがありました。パーティにもあんまり加えないので完全に浮いた存在に…(笑)
戦闘は剣士オンリーになりがちでしたが、特技と術技両方使えるのであんまり気になりませんでした。正直ソーディアンだらけの戦闘も悪くなかったです。ただ時代が時代なんでシステムにはあんまり触れません。現代の感覚からしたらアレでしょうけど、当時はかなり楽しめましたよ。

全体的にOPのイメージを見事に踏襲した作りだと思います。Pが王道だとすると、Dはややズレた感じで自分的には好印象でした。割と入りやすいストーリーだと思うので暇があったら是非やってみることをオススメします。

戦闘はやはり、昔という事もあってダメダメだけど、術がソーディアンもっている奴なら何でも言いというのがよかった。サブキャラも選択性だし、リオン君もなりきりとかいうふざけたアイテムじゃなくて、きちんと残ってくれるバグ技もあります。
こちらのほうがリメイク版よりも好きになりました。やはり、今のいのまたスタッフはダメですね。Ｄ２の矛盾点をなくすためにＤを合えてリメイクしたのに、全くなくなってないし…
また、こちらのほうがＲＰＧという名にふさわしい。私の頭の中ではリメＤはダンジョンＲＰＧです。本当にＤをやりたいと思っているかたはこちらのほうがいいです。リオン君がゾンビ化して戦うシーンは最高！ かつてこれをやった人がリメＤだめ押しするのも分かります。
できれば、エターニアはリメイクしてほしくないと思うのは私だけでしょうか？
いのまたスタッフはもう少し、過去作品を大事にしてもらいたいです。

ファンタジアに比べ、ストーリーにも大分力も入れられていて一番テイルズシリーズの作品の中でも最高傑作なのではないかと思います。システムもよく、装備品もそんなに買わなくても良いし、ソーディアンシステムは良かったです！！第一部はそんなには苦にはならず、サクサク行けましたが、第二部は結構謎解きが多かったことが記憶に残ってますね。

今なら、ＰＳ２版のリメイクソフトが出ておりますので、そちらをプレーしてみると良いでしょう。
評価は文句なしの５つ！！こちらはべスト版になります。