上手くまとめてあります。
★★★★★
劇場公開版は編集が上手くまとまっていて、本編の長さも丁度良い具合にまとまっていて一番観やすいバージョンだと思う。
ディレクターズカット版は、本当にこの作品を愛している人以外は、長くてウダウダしている場面が多く眠くなるし、アルジェント版は、ゴブリンサウンドは良いんだけど尺が短すぎて物足りない感じを受ける。
この劇場公開版は丁度二つのバージョンの間位に位置していて、観やすく理解し易い作品に仕上がっている一般向けのバージョンと言えるだろう。
初めて試聴する再はこの劇場公開版が無難だが、全てを理解したい人はディレクターズカット版が良いと思われます。
これもマスタリングや音声が、あまり良いとは言えないが値段的に納得できると思うので損は無いと思います。
最も基本的なバージョン。
★★★★★
ロメロ、アルジェントそれぞれが編集したり、TV放映版に惑星爆発が加わったりと、後々様々なバージョンが生まれる『ゾンビ』。
最初にこの作品が完成した時、127分だったとの事なので、これが一番スタンダードな形とみなしてよいのだと思います。
私は尺の短い方から見ていこうと思って、アルジェント版から見ました。
米国劇場版の方がゆったりとはしていますが、ホラーという枠を超えて、モール内での各人の人間の描写もしっかりと描かれていて好きです。
暴走族の襲撃も本当に終わる直前になってから、という印象。
『ナイトオブ〜」を見た後だと、アルジェント版はやはり、違和感があります(パッケージは好きですが)。
監督のロメロ自身が音楽も差し替えたらしく、ラスト、生きた人間で一人もいなくなったショッピングモールで流れる、日本のデパートでもありがちな“明るく陽気な”有線放送が場違いすぎて、逆に無常観が醸し出されてています。
「キーンコーンカーンコーン」と日本では終りのチャイムで知られる音が鳴り終わると共に映画も終り、『ゾンビ』という作品だと意識しなくても、その余韻に映画として作品の深さを感じずにはいられません。
一番、後に発売された分、画質も一番良いと思います。初見の方はこれから入り、気に入ったら、139分のディレクターズ・カット版に移行するのが良いのだと思われます。
内容は文句無しだが…
★★★★☆
ゾンビ映画の金字塔「ゾンビ」。
後に邦題「ドーン・オブ・ザ・デッド」というリメイクも作られました
(こちらの方が現在では一般的には有名かな?)。
「ゾンビ」のディレクターズ・カット版は荒編集で、
要らないシーンなどを削ぎ落として上映させるためのフィルムを作る前の段階のもので、
通常言われる上映時間のために泣く泣くカットしたシーンを監督が復活させた
ディレクターズ・カットとは性質を異にします。
つまりこちらの米国公開版がロメロの意向に近いものになります。
インターナショナル用に編集されたダリオ・アルジェント監修版も人気がありますが、
初めて見るならこちらの米国公開版が良いと思います。
ただ、残念な事にこのDVDはスクイーズ収録ではありません。
ですから、通常のワイドテレビに映すと額縁状態になってしまうので、
全画面に表示するにはズームして引き伸ばす必要があります。
画質自体はいいので、ブルーレイ版発売が待ち遠しい所です。
懐古主義者のぼやき、あるいは亜流ゾンビへのアンチテーゼ、でも最新ゾンビ映画はチェック(哀)
★★★★★
最近のゾンビ映画・・・怖くない。 ゾンビの完成度が腐っていれば、(あえて今主流ゾンビの狭義:腐敗ゾンビ系が主流?内臓がどす黒い!走る奴も居る?)作品も腐ってます。 それで良し?否! それに比べて、この無印ゾンビはまさしくゾンビのゾンビたる所以を極めた作品として凡百の現在進行系ゾンビとは雲泥の差がついていると僕は思います。 もうロメロだろうとこんな映画、作らないんだろうなぁ・・・(あえて)時代の主流には敵わない・・・ 哀しいDEATH。 あくまで元人間が人を喰らう。 特撮&うつろな目をした青いゾンビが懐かしい。 じゃなきゃ怖くない。 僕らにとっては怖くないはずだ! クリーチャーみたいなゾンビはもう沢山DEATH! これでは怪物が人を喰うようなものだ! 人の面を被った、ひたむきに人肉を求め、さ迷うゾンビ群が怖くもあり哀しい。これがゾンビ! 内容はあえて語りません。まず観て下さい!! 蛇足:あとスーパーマーケットのBGMを音源化して欲しいなあ。米国のスーパーに行けば聞けるのかなぁ? 観た方々なら望まれているはずDEATH。 最後にロメロ監督、最新CGもカラコンもいりません、原点回帰して下さい。 本能を刺激する作品を!
説明不要
★★★★★
世界で一番好きなゾンビ映画。というか、ホラーのジャンルだけではもったいない大傑作。オーバーかもだけど、映画史に残ると思う。それほど、好き。
グロいだけでなく、話がすごく良い。「ゾンビ映画なんて・・・」って思ってる人にこそ、「いい映画なんだよ!」って見せたくなる作品。(彼女とかに見せたら、振られるかも)これを今の日本で全国公開したら、ヒットは間違いなし。(ファンの熱意によって)今のクソ邦画
界も、こういうのを見習うべき。
安くなった事も嬉しいけど、誰かが書いたように、アメリカみたいにボックスだそうよ。今んとこ、「ナイト・オブ・リビング・ザ・デッド」ぐらいなので。(クソ邦画に特典つけるくらいなら)それと「バイオ・ハザード」みたいに、テレビに流せばいいのに。