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ユーザビリティエンジニアリング―ユーザ調査とユーザビリティ評価実践テクニック

価格: ¥2,625
カテゴリ: 単行本
ブランド: オーム社
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お客さまの声に耳を傾けるために・・・ ★★★★☆
 お客さまのための商品づくりやサービス提供を本当に実現しようとする人のための実践書です。

 ユーザビリティエンジニアリングの手法を使うと、魅力的な商品やWebサイトを開発するきっかけとなり、サービス生産性向上のためのエンジンになると思いました。

 但し、まだまだ認知度が低く、運用が難しいため、これから長い目で育てていくべきアプローチの一つだと思います。
ユーザビリティ評価を効率的に行うために ★★★★★
「ユーザビリティ評価って難しい」

 私は以前ユニバーサルデザイン関連のNPOで修行を行っていたとき
に、色々な企業様(大手から中小まで幅広い)と出会いました。
 その中で、「ユーザビリティ評価って難しい」って仰っていた方
たちがいっぱいいました。
 
 しかし、ユーザビリティ評価は特別難しいものではありません!

 この本は、ヒューリスティック評価・思考発話法などを代表とす
る多くのユーザビリティ評価の概要・手法など、分かりやすく表現
されています。また、ユーザビリティ評価の先駆けとなったヤコブ・
ニールセン博士のことを題材に書かれているので、「なぜこの評価
方法がいいのか?」などのバックグラウンドもしっかり理解するこ
とができます!
 ユーザビリティ関係の本がありますが、
その多くはぶ厚く購読するにはちょっと勇気が要ると私は感じました。
 
 「ユーザビリティを一から効率よく勉強したい!」

 そんな私達読者の要望に答えられている一品です!お勧めです!
 
実践的で入門書として過不足がありません ★★★★★
 ユーザビリティについて学ぶ際、初心者が最初に手にする本としては最適だと思います。具体例の出し方や費用面にまでわたる実際の現場で役立つネタが豊富です。
 私の場合、所属する会社の性格や成り立ちにより、業務上意識せずにやってきたことが、体系的に理論付けられており、実践の場で本当に役に立つスタイルで書かれています。
 またコラムが秀逸で、これだけ読んでも納得感が十分あります。
プロジェクトの最初から! ★★★★☆
実際にその仕事をしている人でないと書けない事が載っています。なので価値が高いと思います。
文章も丁寧かつ簡潔で読みやすいです。

本書でも触れられていますが、この国ではまだユーザビリティエンジニアリングに対する無知・誤解が多く見受けられます。
実践の書ではありますが、ユーザビリティ・エンジニアだけでなく、プロジェクトマネージャや営業さんも含めて広くIT業界で働く方々に読んでもらって、"開発プロジェクトの最初から必要" であることを知ってほしいものです。

クライアントやユーザさんに読んでもらうのもいいと思います。
ユーザビリティ活動の実践に関する良き手引き ★★★★★
最近は、日本でも年に数冊近くのユーザビリティ関連書籍が刊行されるようになった。ユーザビリティという問題領域の重要性を考えると、もっと多くの、という気持ちになることもあるが、基本的に大変好ましい傾向だといえるだろう。

そうした中、本書が刊行された。本書は株式会社イードで長いことユーザビリティの実践活動に携わってこられた樽本氏の著作である。これまでに刊行されてきたユーザビリティ関連書籍と比較した場合の本書の特徴は次のようにいえるだろう。

1. 実践的である
本書の大きな特徴がこの点にある。理論的な記述は最小限にとどめ、ユーザ調査からユーザビリティ評価に至るユーザビリティ活動について、その具体的なやり方を詳しくに説明してある。本書を読めば、実際にそうした活動を始めることができる。その意味で、大変実践的なテキストになっているといえる。

2. 平易で丁寧な記述
専門書のような硬い表現は使われていない。あくまでも平易に丁寧な記述を心がけて書かれている。

3. ノウハウの塊
実践的なノウハウが随所に盛り込まれている。これは著者のユーザビリティエンジニアとしての実践経験に基づくものであり、他書では得難い情報といえるだろう。

4. プロセス指向である
ユーザ調査から評価に至る人間中心設計のプロセスを順番に系統的に説明している。

このような特徴があるため、エンジニアやデザイナなどの設計関係者の皆さんにとってもユーザビリティ活動の実際を理解してもらうために有益といえるし、既にユーザビリティ活動に従事しておられる方々にとっても有益なティップスが盛り込まれている。

ただ、著者も最後に書いておられるように、いきなり本書の前半で説明されているユーザ調査から取り組もうとするのは、必ずしも得策ではないだろう。未だ黎明期にある日本の製造業やサービス業では、まずユーザビリティについて、その重要性を関係者に理解して貰うことが必要である。そのためには、本書の後半で説明されている評価を実施し、関係者にユーザビリティが不十分であった場合の「大変さ」を実感してもらうことが効果的である。つまり、使いやすさといった意味での狭義のユーザビリティについてまず問題意識を持ってもらい、その後に本格的なユーザビリティの実践に関係者が連携して取り組んでいくのがいいと思われる。

本書は実践書であるため、ユーザビリティ活動の背後にある思想や理論などについてはあまり触れられていない。もちろんそれは本書の欠点ではなく、実践書として性格付けられた本書の特徴というべきだろう。本書によってユーザビリティの重要性、ユーザビリティ活動の大切さに関心を持たれた読者は、是非、実践活動に進まれると同時に、関連する書籍を読んで、ユーザビリティ活動の奥行きについても理解を深めていただきたい。

製造業やサービス業など多方面の技術者、そしてユーザビリティの専門家、双方に有益な書籍として本書を推薦したい。