ちょっと残念。
★★★☆☆
探していた虫は載っていませんでした。
掲載虫数が思っていたよりもずっと少なくて残念。
中3理科「土の中の生物」の補完に最適
★★★★☆
中学3年の理科で「土の中の生物」について学習することになっているが、ふだん、あまりなじんでいない生物も多く教科書に取り上げられるので、学習者に具体的なイメージを定着させるには最適の本であると思う。本のサイズやページ数に比して多少割高の感は否めないが、想定される発行部数や販売数を考えるとどうしようもないのかもしれない。むしろ、このようなテーマで良質の写真を並べた一般書が販売されていることを喜ぶべきなのだろう。決して数が出ることのなさそうな本ではあるが、簡単には絶版にしてほしくない好テーマの書である。
朽木掘りの友
★★★★★
雑木林で朽木をひっくり返した途端に繰り広げられる蟲ワールド、
この本にはそんな輩が大集合です。
東京近郊のちょっとした空き地や雑木林でも見られる種類(でも
普通の図鑑にはなかなか掲載されていない)を中心に、きれいな写
真で食べ物や大きさ等の情報がわかり易く紹介されています。朽木
掘りに行く時に勿論この本を携帯して行けば、あなたも蟲博士にな
れます!
枯葉や動物の死骸・排泄物を豊かな土にリサイクルにしていく裏
方の蟲達の存在を、この本を通して是非子供さん達にも知ってもら
いたいと思います。「汚いから土を触っちゃ駄目」、なんて言わな
いで・・・
土をいとおしく思えるような一冊ではないでしょうか。
小さな生き物の息吹を感じる本
★★★★★
ふだん目にしたことのない、あるいはそんなに一生懸命
みたこともない、もしくは見るのも勘弁!という生き物たちの
オンパレード。
ぞくっとするもの、アップになると可愛いじゃない♪
というものもいっぱい。写真も選びに選んだものなのでしょう
どの生き物も一生懸命生きているんだ!と感じさせる本
簡潔な説明文も、環境のわかる背景もいいなぁ。
思わず落ち葉の山をめくって探したくなるような
インパクト大の内容です。
華やかな蝶や、立派な甲虫だけが虫じゃない、こんな
生き物もいるんだぞ!「へんないきもの」もいいけれど
こういう見逃しがちな生き物の存在も心にとめなければ
いけないなとしみじみ感じました。
図鑑でありながら影のテーマはまさに「生き物賛歌」
さすが!私の愛読書「BIRDER」の出版社の本。
鳥や生き物に強い出版社ならではの、余裕のある視点に
乾杯したくなりました。
こういう本って、いろんな生き物の生態を知るうえでも
とても貴重だと思います。
生態系や環境教育に興味のある人は必携ですね。